TREND - 電通総研 DENTSU INNOVATION INSTITUTE

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キザシペディア

消費者や社会の変化の兆し(キザシ)を捉えた「新語」を紹介する
“トレンド最先端辞典”。
これから世の中に生まれてくる全く新しいトレンドは、当然のことながらまだ名称を持ちません。トレンドというものは、ある程度社会的に定着した段階で、それを指し示す新しい名称がつけられるものです。電通では、こうした「未来のトレンドの種」ともいうべき新語に着目、常時、新語の発生状況をチェックし、注目すべき新語を「キザシワード」として発信しています。 この「キザシワード」を知ることにより、近未来の社会や生活者を先取りすることが可能となります。

最新の新語一覧

社会
子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動。都市部では、保育所の入所希望者が定員を上回り、入所できない待機児童が多数いるため、入所選考の際に有利になるように就労条件を変更したり、入所しやすい保育所の近くに引っ越したりするなど、努力をしている保護者も多い。
TREND EYE
社会問題として注目されながらも抜本的解決がなされず、依然として待機児童が多数という状況に、保護者側がみずから行動を始めようとしている。こうした子どもの保育所入所に不安を感じている保護者に向けたサービスが人気になっている。
ヒト
4年後の2018年に18歳以下の人口が急激に減少するとされる問題。人口減少対策として、学生確保に向けた各教育機関の取り組みが拡がっている。そうした中で、大学の研究室との共同開発から生まれた商品や大学の魅力を活かしたサービスなど、大学ビジネスの拡がりに期待が寄せられている。
TREND EYE
2018年の生徒減少を目前に、大学側が今まで以上にビジネス連携や独自の個性が求められるようになる。 企業コラボなどを通じて、消費者が大学や学問に対する新たな魅力を発見するようになる。
妻の行動に夫が寄り添い消費すること。友達母娘のように友達感覚で親子づきあいをする女性が増えたことや、アクティブな団塊世代女性が増えたことを背景に、家庭の中で妻が消費の主導権を握っている。そんな妻達の心を動かす商品や市場、コミュニケーションが今後さらに重要視される。
TREND EYE
働く女性が増えたことにより、自分の裁量で動かせる可処分所得が増えてきている。 夫婦セットで消費される商品や夫を対象の商品において、妻目線のコミュニケーションにチャンスが見られる。
介護施設にあえて障害をつくることで居住者の生活力を落とさないようにしようとする施設づくりの動き。 山口県や千葉県にある夢のみずうみ村で提唱され、食器を自分で配膳したり、過ごし方も200種類から 自分で選ぶことで、要介護度の軽減につながっている。
TREND EYE
高齢者が人口の25%に達し、老老介護の増加が見込まれる中、介護に頼らない生活の提案が期待される。 高齢者の日常生活を無理なく適切にサポートする商品やサービスの進展が期待される。
スマートフォンやYouTubeなどを活用した育児術。デジタルネイティブ世代がパパ・ママになっている 昨今、デジタル機器を使った子育て術やそれを支援するアプリや、乳幼児向けの知育ゲームアプリなども登場し、話題を呼んでいる。
TREND EYE
働く女性の増加、晩婚による高齢出産などの女性の育児負担を助けてくれる点で話題になっている。 IT業界において、育児にフォーカスした斬新なサービスにチャンス。
社会
スマートフォンやYouTubeなどを活用した育児術。デジタルネイティブ世代がパパ・ママになっている。 昨今、デジタル機器を使った子育て術やそれを支援するアプリや、乳幼児向けの知育ゲームアプリなども登場し、話題を呼んでいる。
TREND EYE
働く女性の増加、晩婚による高齢出産などの女性の育児負担を助けてくれる点で話題になっている。IT業界において、育児にフォーカスした斬新なサービスにチャンス。
男性が女性よりも長生きになる予兆を示す統計データがある。現在は女性の方が長命だがその差は徐々に縮まり、英国では2030年に男女の平均寿命が並ぶと予測されている。喫煙率の低下など健康に気を使う男性が増える一方で、仕事を持つようになった女性のストレスが増し、寿命差が縮まる一因になっている。 男性(特にブルーワーカー)の労働環境が改善していることや、女性の飲酒・喫煙傾向も関係しているようだ。
TREND EYE
パートナーがいる男性でも将来ひとりになる可能性が高まり、男性の老後の自活能力が求められる社会が予見される。
世界171の国・地域の海を対象に「水のきれいさ」「生物多様性」「食糧供給度」「沿岸部の生計や経済を支える力」等10項目を評価した指標。日本は総合点で世界11位。無人島が上位で、人が住んでいる地域ではセーシェル共和国とドイツの順位が高い。
TREND EYE
海からの恵みを、環境、生物科学、社会、経済など多面的に評価しており、海という世界共通の貴重な資源を持続可能的に利用するための指標の1つとなる。
経済産業省が2012年7月に発表した「蓄電池戦略」により、蓄電池の普及促進が加速すると予測される。 節電志向の高まりや、災害の際の電源確保などの社会ニーズもあり、爆発的な市場拡大の可能性も。
TREND EYE
世界の蓄電池市場は2020年に20兆円と予測されており、現在は2割に満たない日本企業のシェアを 5割に伸ばすことを目標にしている。病院など公共施設への設置や、EV車の普及促進を具体例としており、 関連分野での成長が見込まれる。
モノ・コト
親と子世帯が同居する「2世帯同居」に、単身の子ども(子世帯にとっての兄弟姉妹)が同居する暮らし方。息子世帯+親世帯+単身女性のような組み合わせが多い。
TREND EYE
非婚化や離婚率の上昇、高齢化、経済的メリット等から今後増えると予測される同居形態。 広がる多種多様な「住まう」スタイルを実体化した居住形態の一つ。“プライバシーの確保”と“相互依存”という、社会ニーズに対するソリューションが求められている。
モノ・コト
店舗も商品もない妄想上の企業。本好き3人組ユニット「いか文庫」は、"いつどこで開店しているかわからないけど、それでも日々どこかで営業している"エア本屋としてTwitterで「本日も営業中」と呟いたり、本を紹介しているうちに注目を集め、実際の書店でフェアを任されるまでになった。
TREND EYE
仕入れやテナント料のようなリスクもなく、趣味の延長線のようなゆるい自己表現が、ビジネスにつながった ケース。実態がないにも関わらず口コミで注目を集め、賛同者が関連商品をデザインしたり、実際の書店でフェアを行ったりと、自由気ままな“なんちゃって”起業スタイルが注目される。
モノ・コト
行き先、日数、値段等を事前に専用WEBサービス上でユーザー同士が話し合い、実行する旅。2011年8月にサービスを開始した「trippiece」では、実名制のFacebook認証を条件とすることで参加者同士の安心を担保している。
TREND EYE
旅を計画・実現する過程で連帯感・達成感が生まれ、旅行を一層楽しむことができる。また、人数を集めることで独自性の高い旅行でも低価格で抑えることができる。
モノ・コト
子どもが自分で弁当を作って登校する日。2001年に香川県の一小学校で始まった取り組みで、 「親は手伝わない」のがルール。献立作りから調理、片づけまで、子どもが全部行う。 全国共通の実施日はなく、学校ごとに日にちと頻度を決めている。
TREND EYE
食育、親への感謝、子どもの自立を促すムーブメントとして、近年急速に全国に広がっており、 対象も小学生から大学生まで拡大している。「弁当」という身近なモノを媒介に、「家族の絆」「感謝の心」「自立の始まり」などを、 子供たちが“自然に感じる”イマドキ教育の一例といえる。
モノ・コト
庭に増築する、庭とリビングの中間的なスペース。サンルームの進化版といえるが、折戸パネルの開閉が自由なので、庭との一体感をより感じることができる。また、虫や天候を気にせずに庭の開放感が楽しめる。
TREND EYE
定年を機にガーデニングや住まいのあり方へ関心をもつ団塊の世代を中心に、注目が高まっている。 リビングの延長として家族が団欒できる場としても、離れて一人でくつろぐ場所としても利用できる。 プライバシー感覚の個人差、同居家族間の距離感など、同居スタイルの多様化へ対応がビジネスチャンスに。
海や山、夏フェス等に一人でも行く女性のこと。イベント等に積極的に参加し、一人の気楽さを好む。
TREND EYE
ひとりカラオケやひとり外食を厭わない「アクティブぼっち (※)」が増加し、女性一人での行動の敷居が下がっている。イベント等に一人で参加しても、スマホ等を活用してリアルタイムで人と感動・感想を共有することも「ぼっちウーマン」にとっては、お約束。※ 対人関係は良好だが、個人で行動するのも好きな人(キザシペディア2011年12月号参照)
学童保育で働く人を対象にした初の民間認定資格。スポーツ、アート等多様な学童保育プログラムを提供する㈱キッズベースキャンプ(KBC)が2012年秋から開始予定。共働きの増加に伴い学童保育の利用者は増えているが、これまで職員には専門資格がなく、質にバラつきがあり、需給バランスも問題になっている。
TREND EYE
(1)認定制度による学校“外”教育者の拡充。(2)“学童保育”周辺ビジネスの拡大。
モノ・コト
スーパーマーケットの棚で、男性が好む商品を重点的に集めた区画。ビール、スナック、カミソリ等、食品から生活用品まで揃う。米ウエストサイド・マーケットが2012年夏にジョークのつもりで始めたサービスが好評であった。
TREND EYE
(1)女性に比べ、周遊を好まない男性客の買い物ストレスを軽減。 (2)メインとなる女性客の集客には、同伴男性客のケアも重要。男性一人客が買い物する際の利便性向上にもつながる。
モノ・コト
水産庁が"気軽においしく食べられて、今後の水産物の消費拡大に貢献する"と認定した水産加工品や調味料のこと。日本人の魚食離れを食い止めるため官民共同で取り組む魚食推進プロジェクトの一環で、対象商品を公募している。
TREND EYE
(1)簡便性、即食に向かう消費者ニーズに応える動き。(2)魚を焼く匂いが気になる層や、簡単に魚を食べたい層のニーズにも対応する。
モノ・コト
「エアなわとび」など、実際の道具を使わずにイメージで体を動かすスポーツ。ケガの心配がなく、広い場所も必要ないため誰でも気軽に取り組める。スポーツクラブなどが球技スポーツを行う前のイメージトレーニング(基礎作り)としてエアスポーツをする例もある。
TREND EYE
(1)IT活用による運動への簡易なアプローチ(Wii等の体感ゲームの普及も背景)。 (2)高齢者などに向けた安全な運動へのニーズの高まり。
モノ・コト
「ファストファッション」に対し、良質な服や思い出の服を大切に長く着ようという動き。親の服や、ネットオークションで買った服を自分用にリメイクすることなど。
TREND EYE
(1)生活者の“豊かさ”への価値観が、大量生産・大量消費から愛着を持って物を長く使うことに転換しつつある。 (2)スローファッションの広がりに伴い、リメイク店のニーズも高まっている。
モノ・コト
耳の不自由な人にも会話の流れがわかりやすいよう、テレビや映画の字幕を登場人物ごとに色分けすること。
TREND EYE
(1)日本の人口の15%以上(推定約2,000万人)が難聴者であり、字幕ニーズは高い。 (2)モバイル端末での視聴など、視聴スタイルの多様化への対応。
モノ・コト
映画鑑賞の際、作中の食べ物を上映中に一緒に食べることで登場人物の気持ちやシチュエーションに近づき、より映画を楽しもうという企画。 ロンドンの映画館エレクトリックシネマが2012年5月に行った「エディブルシネマ」が最初。
TREND EYE
味覚を刺激することでより映画との距離を近づけようという企画。映画と連動することで食べ物への興味も上がるので、商品プロモーションにも使える可能性がある。
モノ・コト
誰かの作品(イラストや楽曲等)を元に別の誰かが動画を作ったり、さらに別の誰かが3D映像にしたりする、クリエイターによる創作の"連鎖現象"のこと。1枚の投稿イラストを元にPV化、アニメ化、ゲーム化された『ブラック★ロックシューター』などの事例がある。
TREND EYE
ニコニコ動画、pixivなど個人の才能をシェアする場が増えたこと、音楽や画像編集ソフトの機能が向上し、制作の敷居が下がったために、注目コンテンツに対して連鎖的創作が生まれている。
マネキンのコーディネート"一式"を購入する「マネキン買い」を通販サイトで行う男性のこと。利用者が等身大のイメージを持てるよう、あえて太めのモデルを起用し、無難なコーディネートを提供するサイトもある。
TREND EYE
(1)“失敗したくない”“無難が一番”という価値観に対応したサービス。(2)ECでの付加価値に悩むアパレル企業による、差別化の試み。
建物等の表面をスクリーンに見立て、プロジェクターからの映像を投影する技術。スクリーンとなる建物と連動した映像を使い、建物が動いたり崩れ落ちたりするように見せる。近年、有名建築物を舞台としてプロモーションに活用する例が増加している。
TREND EYE
巨大建造物をプロジェクターにすることで周りにいる多くの人に注目させることができる。また建築物が大胆に変化するためインパクトも強い。
モノ・コト
在学生を株主兼社員として会社を興すこと。鹿児島の指宿(いぶすき)市立指宿商業高校が2012年4月に「㈱指商」を法人登記した。高校が会社登記するのは全国初の試み。
TREND EYE
儲けが出れば株主である生徒に配当金も配られ、資本主義の原理を実体験から学習できる。会社をゼロから作り育てることでベンチャー教育の実践になり、即戦力として企業ニーズの高い人材育成にもつながる。
モノ・コト
佐賀県 武雄市がTSUTAYAと2013年春から運営を予定している図書館。履歴を元に利用者に本をリコメンドし、年中無休で9~21時を開館し利便性の向上を目指す。
TREND EYE
(1)官の仕事を民に委託し、サービスの向上とコスト削減を両立する事例として注目されている。(2)個人履歴という個人情報かつビッグデータを活用する事例としても注目されている。
モノ・コト
自宅でつくった料理を近所の人に有償でおすそわけするためのサイト。オランダで「Thuisafgehaald」 (タウスアフへハールト)というサイトが2012年3月にスタート。かつては当たり前だったおすそわけの習慣やご近所付き合いをGPSとインターネットのコミュニケーション機能の組み合わせで実現。
TREND EYE
(1)単独世帯が家族類型のトップとなり、少人数の世帯が増える日本でも、家庭内資源の有効活用は考えるべきポイント。(2)日本の廃棄食品は年間1900万tを超えており、改善すべきである。(3)食を通じて地域のつながりを作る点が注目される。
自分の企画したイベント等のチケットをプラットフォームを利用し、容易に販売できるWEBサービス。Orinoco Peatixの「PeaTix」やリクルートの「eventATND」等がある。購入手数料が不要な点やペーパーレスでエコな点から一般人だけでなくJリーグの観戦チケットにも利用されている。
TREND EYE
(1)ニッチな企画運営でも、ネット上で広く同趣向の人を集めることができるので、成功率が高くなる。 (2)ネットの中でのつながりに対して、信頼感を持つ人も増えてきている。
モノ・コト
財政難で休館状態の博物館等に所蔵されている、人目に触れない国宝や重要文化財のこと。休館している博物館の収蔵品を別の地域の博物館で展示したところ、多くの来場者を集めた例もある。
TREND EYE
休眠文化財の活用が新たな収益を生むこともある。各地の休眠文化財状況を把握し有効活用することで、財政が潤うとともに市民の文化意欲も満たされる。
20~59歳の在学中ではない無職の未婚者で、一緒にいる人が家族以外に一切いない人のこと。Solitary Non-Employed Personsの略で、「孤立無業者」と訳す。東京大学玄田有史教授が、総務省「社会基本調査」を元に、近年急増していること指摘した。
TREND EYE
ニート予備軍であり、社会保障費増大への対策として対象者への自立支援が急務。
3Dプリンター等の登場によって生まれたDIY活動家のこと。単に組み立てるだけでなく、ケースからデザインしたPCやバイクなどを作っている。このようなDIY活動が全米に広がっており、「メイカー・ムーブメント」と呼ばれている。
TREND EYE
(1)消費するより作り手になりたい意識が増えている。(2)情報の分野ではパソコンが情報創造の道具として定着したが、モノの分野での個人のための道具が生まれた意義は大きい。
新しい商品(動脈)ではなく、リサイクル店(静脈)等をフル活用する消費者のこと。お気に入りのものは直してでも使う一方で、自分の価値観に合うものにはお金をかける。
TREND EYE
若者を中心にすべての年代で増えており、4人に1人が「静脈生活者」という調査結果がでた。新品・中古は重視せず、気に入ったものを長く丁寧に使う傾向にあるようだ。
スマホのカメラ機能で手軽に肌の色や毛穴の開き等の診断を行うこと。店頭の専用機械でしかできなかったサービスだが、専用の色補正ツールと共に肌を撮影することでスマホでの測定が可能となった。富士通研究所の技術で2012年中の実用化を目指す。
TREND EYE
生活者は店頭に行かずとも自分の肌状態やカラーが正確にわかるとともに、企業にとっても肌情報の収集が容易になり今後の商品開発に活かすことができる。
原付きバイク以上軽自動車未満の車を認定する新しい区分。国土交通省が2012年6月に制度新設に向けたガイドラインを発表した。
TREND EYE
高齢者や子育て支援のための近距離移動手段として「超小型車」が注目されている。観光や地域振興での活用も期待され、すでにモーターショーでは数々のコンセプトモデルが出展されており、今回認定されれば公道での使用が可能となる予定。
休憩を入れずに6時間連続で働く勤務制度。オンラインファッション販売「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが2012年5月に導入した。
TREND EYE
勤務時間の短縮によりプライベートを充実させ、仕事への意欲・集中力の向上が期待できる。勤務時間が短いため、慣習化しているムダな作業の見直しにもつながる。
モノ・コト
家族や本当に親しい友人とだけ少人数でつながるSNS。PathやLINEがその例で、不特定多数ではなく、現実世界での友人関係の充足に役立っている。
TREND EYE
FacebookなどのSNSは人脈を拡大できる一方、「ソーハラ(※)」の発生や自由な気持ちが書きにくいといったの弊害もある。気の知れた友人たちと気楽に濃く楽しむためにクローズドコミュニティの人気が高まっているようだ。 ※上司からの断りづらい友だち申請等、ソーシャルコミュニティ上のハラスメント。(キザシペディア2012年6月号参照)
モノ・コト
全体の1割を切るようなマイノリティゆえ、企業戦略から後回しにされている消費者ニーズ。満足のいく商品・サービスを享受していないため、顧客の不満も大きく成長性のある有望な市場。例えば障がい者向けサービスやぽっちゃりさん向けファッション等。
TREND EYE
一定のニーズがあり競合商品が少ないため、リピーターやロイヤリティが高く、企業ブランド育成の好機。マイノリティニーズにも対応する企業としてイメージも高まる。
モノ・コト
店頭スタッフとのほどよい距離感を来店者の側から発信できるようにした仕組み。2012年4月、ヒカリエ内に開店したクリニークは「ピンク/自由に買いたい」など、装着することで受けたい接客を黙ったまま伝えられる3色のブレスレットを店頭に設置した。
TREND EYE
多様化する接客ニーズに対応するための取り組み。
モノ・コト
共働きと子育ての両立に関心を持つ学生が、共働き家庭でのベビーシッターを通して、ワーク・ライフ・バランス(WLB)のロールモデルをリアルに体験するしくみ。ベビーシッタ業のスリールが提供。
TREND EYE
就活面接やOB訪問など企業側(ワーク側)ばかりでなく、家庭側(ライフ側)からも先輩たちの生き方を見ることでWLBの実現イメージが明確になる。
モノ・コト
着るだけで虫除け効果がある、通勤にも使える衣類。天然の防虫成分を人工的に再現した薬剤をナノレベルで繊維に接着させた生地でつくったアウターやパンツなど。米国の防虫加工会社インセクトシールドが開発し、70回洗濯しても防虫効果がある。
TREND EYE
節電対策として窓を開ける機会が増す夏場のニーズは高い。通勤だけではなく、アウトドア、ガーデニング、子どもやペット用の服としても応用できる。
会議での意見や進行をボード上にイラストや図式でポップかつわかりやすく可視化する落書きの専門職種。米オンライン販売大手のザッポス等が雇用している。
TREND EYE
米国企業では、アイデアや会議の進行を壁やボードに落書きとして可視化し、ブラッシュアップする企業が増えており、この専門職も生まれたようだ。会議が活性化するとともに文章のみの議事録よりもわかりやすく、不参加者も会議内容を共有しやすい。
空港やショッピングモール等大型施設の構内図を示すサービスでGoogleが米国と日本の一部施設で提供。米国では店舗位置情報と連動してクーポンを出すアプリも登場した。
TREND EYE
スマホの浸透と位置認証システムの発達により、室内での精度の高い位置特定サービスが出現。専用機器がなくても来店者へクーポンが配布できたり、来店客の動線分析等ができるようになる。
日本人の食生活が外食やコンビニ等の調理済み食品に移行するに伴い、ニーズが生まれるであろうマンションのこと。米国穀物協会が発表した東アジア2040年食糧需要予測によると、日本の家庭食品支出のうち外食や調理済み食品が占める割合は2010年は38%であったが、2040年には70~80%まで大幅に増加する見込み。
TREND EYE
高齢化、共働き化、小世帯化等から中食・外食傾向がますます進むと予測されている。
社会
「ソーシャルメディア・ハラスメント」の略で、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで執拗にコミュニケーションを求めること。中年男性に多く、女性たちからは「監視されているみたい」「なれなれしい」「距離感がない」などの反発が生じている。
TREND EYE
実名制のFacebookの普及によって広まりつつある問題。セクハラやパワハラよりも線引きが難しく、加害者になるリスクが高いハラスメントとして教育・啓発が必要。
社会
原宿の人気ファッション店舗を複数まとめて海外商業施設に出店すること。ブランド名ではなく世界的に知名度の高い街「原宿」としてアピールすることで、より高い集客効果が期待できる。経済産業省が推進するクール・ジャパン戦略推進事業の一環。
TREND EYE
ブランド力のある地域名を戦略的に使い、国内人気に比して資金力やノウハウの面で海外進出に苦戦している中小企業・ブランドをサポートする施策。
モノ・コト
ギャル文化を積極的に保存・発信する動き。2012年5月、スタッフが全員ギャルのカフェ「10sion」が渋谷にオープン。接客は敬語禁止で飲食やギャルメイク体験ができる。
TREND EYE
つけまつげなど、一部にギャル要素を残したメイクやファッションは女性の間に浸透する中、元祖ギャルは減少傾向にある。海外からも注目される日本のギャル文化を、京都の舞妓のようにいつでも会いにいける文化的存在にし、観光拠点としても発信する。
2012年3月創刊の雑誌『DEFENCE』のキャッチコピー。「会社で生き残る技術」「無知・無能を"隠す"会話術」等を特集し、会社の中で身を「守る」ことにフォーカスしている。
TREND EYE
一見後ろ向きだが、しがみつくことを前向きに捉え始めた生活者の認識の変化がうかがえる。景気の低迷やリストラなど厳しい環境の中で、安易にリスクの高い転職を考えるのではなく、本業を大切にしようというメッセージも持つ。
モノ・コト
同業他社の試供品を詰め合わせたボックスを定期的に配送するビジネス。例えば2010年9月に化粧品サンプリング事業を開始したBirchboxでは、月額10ドル(約800円)で毎月4~5点の試供品を届ける。米国では同様の会社が20社以上出現している。
TREND EYE
お試しから実際の購入に結びつける仕組み。様々な商品を試すことができるのでネタになりやすく、クチコミ効果も期待できる。
モノ・コト
富山の「置き薬」の食品版。長期保存できる50種類のおかずパックを常備し、毎週訪問する業者が、使った分だけ確認・補充して料金を徴収するシステム。秋田県の食品加工業「岩城のかあさん」が高齢者への福祉を目的に2011年11月に開始した。
TREND EYE
定期的な訪問と使用分の確認により、利用者の健康・栄養状態を第三者がフォローできる。また、単身高齢者の話し相手、セーフティネットの役割も果たす。
モノ・コト
演劇やクラシックコンサートなど、本来携帯電話の使用が認められない場でTwitter等の利用を認める席。米国の劇団等がプロモーションも兼ねて行なっている。
TREND EYE
Twitterの利用が日常化するにつれ、観劇の場でもつぶやきたいと思う観客が出てきた。リアルタイムの感想がTwitter上に流れることは臨場感も大きく話題性も高い。席を分けることで従来のマナー感覚をもつ観客にも不快な思いをさせない。
モノ・コト
右目側に小型の透過ディスプレイを搭載したAR機能付きメガネ端末。視界上にメールの送受信やルート案内、ビデオチャット、SNSへの写真投稿など様々なGoogleのアイコンが表示される。Googleが2012年4月にアイディアを発表したが、発売時期は未定。
TREND EYE
世界中の情報を集約するGoogleが、AR技術を用いてPCから離れていても様々な情報を活用できる(あらゆるGoogleサービスを活用できる)生活の実現を目指している。
宇宙や星に興味のある女性のこと。望遠鏡メーカー「ビクセン」が命名し、特設サイトの開設や野外イベントでのPR等で推進している。
TREND EYE
山ガールがブームとなり、登山で見た星空をきっかけに天体観測に興味をもつ女性が増加した。2012年は「金環日食」「金星食」等めずらしい天体現象が起きる天文の当たり年であり、商機が期待できそうだ。
不要なサービスを削って低価格の実現を目指す、ビジネス界全体で起きている動き。フリル(装飾)を取り除いたシンプルな服は安価で提供できることから名付けられた。
TREND EYE
消費者の倹約志向が続く中、ムダや贅沢を省いた本質的な商品が増えている。一方で、LCCの有料機内食のように必要とされるサービスもあり、ノン・フリル商品に付加して好みやニーズに合うよう調整するサービスが拡がりそうだ。
低所得者世帯に配布する、塾や習い事の支払いに充てる利用券。2009年から関西の教育支援団体「チャンス・フォー・チルドレン」が生活保護世帯を対象に25~50万円分を配布。これを参考に大阪市が2012年度に一部地域での試験導入を開始した。
TREND EYE
親の経済格差から生じる、子どもの学力格差を是正するための取り組み。現金ではなく、用途を限定したバウチャーにすることで子どもに確実に教育サービスが届く。
テレビ視聴の報酬としてポイントを加算し、飲食店のギフトカードなどと交換できるアプリ。デジタルメディア企業Function社が2012年1月にアプリ「Viggle」の配信を開始した。これを起動して番組音を聴かせることで視聴をチェックし、ポイントを加算する仕組み。
TREND EYE
テレビを見るだけでクーポンがもらえる、生活者が参加しやすい仕組み。TV番組やCMの視聴率を押し上げる効果が期待できそうだ。
麻雀や将棋など、男性高齢者に特に人気のメニューを取り入れたデイサービス。家に閉じこもりがちな要介護の男性にとって、刺激と交流の場になる。
TREND EYE
従来のデイサービス施設を見学した男性たちが、男性向けのサービスメニューの少なさから「自分たちが行きたい施設」の実現を目指して作った施設などがオープン。頭を使う娯楽が多いので、認知症予防にもつながる。
モノ・コト
客の少ない時間帯にカフェの一部を「放課後の子どもたちの居場所」として有効活用する試み。子どもは読書、宿題等のほか、自分にできる店舗の手伝いもする。
TREND EYE
本来の利用目的が子守りではないカフェなどの施設の空き時間を有効利用することで、安価に子どもの見守りができる。店舗は地域交流拠点として価値向上、来店増加が期待できるとともに、店舗の子どもはお手伝いをすることで社会勉強にもなる。
モノ・コト
花粉症患者をターゲットにした、花粉の少ない地域へのツアー。九州や沖縄、北海道で行われており、宿泊施設に恵まれた沖縄では避粉のための長期滞在がすでに人気。
TREND EYE
国民の4人に1人が悩む花粉症対策を旅行の目玉にした商品。観光資源が少ない離島などでも、条件があえば参入できる。
ヒト
年収が単身世帯の可処分所得中央値の半分である112万円に満たない単身女性のこと。 厚生労働省が行った2010年国民生活基礎調査では、単身20~64歳女性の32%、3人に1人がこれに相当した。なお同男性は25%で女性の方が貧困率が高い。
TREND EYE
従来から男性よりも女性の貧困率は高かったが、晩婚・未婚化で「女性の生活は結婚により夫の収入でカバーされる」という社会構造が崩れたため問題が鮮明になった。
ヒト
優先席でマタニティーマークを強調し、席を譲るようにアピールしたり、職場で特別扱いを求めるなど、自己中心的な妊婦のこと。「鬼妊婦(おにんぷ)」とも言う。
TREND EYE
著名人のマタニティーヌード披露などで、妊娠を人生の主役になれる機会と捉え、妊娠中の「特別扱い」を当然と思う女性が増えているようだ。職場復帰への影響などを考えると、妊娠期間中の周囲とのコミュニケーションには注意が必要である。
新技術
椅子や自動車のシートに座った際の圧力の分布をもとに個人を認証するシステム。産業技術大学院大学が開発中の技術で、正式名は「着座認証システム」。自動車の盗難防止システムとしての活用などが期待されている。
TREND EYE
シェアカー、シェアオフィスなどモノや場所を共有する風潮が進む中、座るという自然で簡単な行為で個人認証・最適化するシステムは様々なシーンで活用されそうだ。
"小銭を集める"の意で、小中学生が募金活動から寄付金の送り先決定までを主体的に行う米国の教育プログラム。過去20年間で860万ドル(約7.6億円)を集めた。
TREND EYE
震災後ボランティア気運が高まる中、2011年5月から日本フィランソロピー協会がセミナー等で普及活動を開始した。ペニーハーベストを通じて子どもたちの社会問題への理解が深まるだけでなく、企画力やコミュニケーション力を高めることにもつながる。
李氏朝鮮時代(14世紀末~20世紀初め)の人々の日記を、漢文から現代語(ハングル)に訳した韓国の日記アーカイブサイト。韓流コンテンツの拡大を促すために韓国の国学振興院(歴史や伝統文化を研究する機関)が2012年2月から始めた取り組み。
TREND EYE
韓国の若い世代に時代劇ドラマの人気が高まっていることを受けて始まった取り組み。現代語訳することで、自国伝統文化を専門家だけでなく一般市民も広く継承できる。
センサーを内蔵した本物の玩具とiPad等タブレット端末のアプリを連動させて遊ぶ玩具。米ディズニーが2011年10月にiPad上で動かすとアプリと連動して画面内の風景が動くミニカー型のおもちゃを発売し、ドイツで行われた国際おもちゃ見本市で大賞を受賞した。
TREND EYE
タブレット端末の登場で子ども用玩具が変化している。今後タブレット端末に触れる年代はますます低年齢化し、その層も拡大すると思われる。
「ルンバ」+「able(できる)」の造語。脚が長めのベッドなど、自動掃除ロボット「ルンバ」が掃除できる家具や部屋の状態を示す形容詞。インテリアショップなどで使われている。
TREND EYE
1つのヒット商品が周辺商品に影響を及ぼし、既存の生活環境を変えた事例。掃除機など使用頻度が高く比較的手頃な商品がヒットすると起こりやすく、タッチパネルを操作できる手袋など、iPhone普及の周辺でも同様の現象が起きている。
高齢者や障害者など、介助が必要な人でも楽しめる旅行。観光庁は2012年2月に検討会を立ち上げ、3月にモニターツアーを実施して、ツアーを企画する際の注意点や問題点の整理に取り組んでいる。
TREND EYE
高齢化社会の進展と共にニーズが拡大しているが、知見不足のためツアー企画に取り組めない企業もあり、早期普及に向けて行政による情報提供が求められている。
自然保護区につくられたゴルフ場や建設費が不当に高い施設など、汚職が疑われる現場を巡るツアー。政財界に汚職や癒着がはびこるチェコで人気を呼んでいる。
TREND EYE
刺激を求める消費者に斬新なサービスを与えると共に、社会問題意識の啓発にもつながる。市民の注目が高まることで今後の汚職の抑止力にもなる。
企業が一般家庭から屋根を借りて太陽光パネルを設置し、発電事業を行えるようにする制度。家庭は賃料、企業は売電収入を得られる上、太陽光発電の普及も期待できる。枝野幸男経済産業相が2012年夏までに新設する考えを示した。
TREND EYE
日本のエネルギー自給率を高めるために2012年7月からスタートする、再生可能エネルギー(※)の固定価格買取制度を促進し、太陽光発電に参入する企業を増やす狙い。 ※太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス
消費者が実店舗で気に入った商品をその場で購入せずにネットショップで購入する現象。実店舗がネットショップのショールームと化すことからついた名称。一方、"事前にインターネットで好みの商品や価格を研究し、特定店舗で目的の商品を探してレジに直行する客"は「ミッションショッパーズ(使命を持った客)」と呼ばれる。
TREND EYE
インターネットの発達で価格や性能の比較が容易になったため、実店舗や店員の意義が薄れている。実店舗ならではの新しい売り方・魅力・価値の創出が必要。
高齢化したペットが増えている状態。ペットの平均寿命はこの20年で飛躍的に伸び、例えばイヌの平均寿命は1990~91年調査が8.6歳であったのに対して2011年調査では13.9歳(※)。認知症の愛犬のための介護施設もオープンした。 ※1990~91年調査と2011年調査は調査主体・手法等が違うので単純比較はできない
TREND EYE
少子化を背景に日本では2003年から子どもよりペットの数が多い状態が続く。エサの質や医療の向上でペットも高齢化しており、関連商品・サービス市場の伸びが期待される。
過去のデータに基づき、次の犯罪が起きる可能性の高い地域と時間帯をコンピューターで予測するシステム。カリフォルニア州サンタクルスで2011年7月から試験運用し、予測地域を重点的にパトロールしたところ、犯罪が前年同期比で27%減少した。
TREND EYE
予防に力を入れることで犯罪の発生や拡大を防ぎ安全を確保すると共に、捜査などにかかる予算を抑制することができる。
タッチパネルに触れると、パネルに表示された物質の感触を疑似体験できる技術。フィンランドのセンセグ社が開発したもので、パネルに帯電シートを貼り、指先に電気的な刺激を与えることで乾燥・濡れ・ゴワゴワ感・柔らかさなどの素材感を再現する。
TREND EYE
ファッションなどのオンラインショッピングへの応用が期待できる。スマートフォンなど、目で見ながらの操作が必要な各種タッチパネルの利便性向上にもつながりそうだ。
カリフォルニア大学バークレー校で研究・開発が進んでいる、脳内映像を再現する技術。現在は脳の血流変化から被験者が過去に見た映像を再現するレベルだが、将来的には頭で考えたことや夢の映像化を目標にしている。
TREND EYE
母国語が異なる人や言語障害がある人、乳幼児や老人とコミュニケーションをとる方法として将来的な活用が期待される。
地域の店や小規模ビジネスを支援するアメリカのマイクロファンド(MF)サイト。店側が目標金額とその用途を投稿し、サイト側が毎週支援先を選定。消費者はサイトを通じて寄付をし、寄付金額に応じて店から特典が贈られる。
TREND EYE
ここ最近増えているMFサービスを地域活性化策として応用した事例。MFはインターネット高関与層との親和性が高く、SNSなどを通じた拡散効果も期待できる。
モノ・コト
2011年秋にスタートした、人気ガジェットを購入前に30日間試用できる米国のサイト。月額24.95ドル(約2,000円(※))でiPad2やルンバなど毎月1商品を試せる。試用後は気に入らなければ送り返し、気に入れば利用料金を差し引いた金額で購入できる。 ※2012年3月現在
TREND EYE
商品へ興味がありつつも所有欲求が低い今どきの消費者に対し、利用体験を提供して購入のきっかけをつくるサービス。自動車や住宅など他の分野への応用もできる。
モノ・コト
ベビーカーのように折りたためる全長1.5mほどの2人乗りの小型電気自動車。車輪が直角に曲がるため、狭い場所でも楽に駐車できる。マサチューセッツ工科大学が開発したもので、2013年に1万2,500ユーロ(約126万円(※))で発売される予定。 ※2012年3月現在
TREND EYE
駐車スペースをとらず安価なため、カーシェアリング用の車として注目されている。個人のセカンドカーとしての普及も期待できそうだ。
モノ・コト
出店者は独身男性、来場者は女性限定の出会いを目的としたフリマイベント。出展者を王子と呼び、来場者をお姫様扱いする。東京のリノベーションホテル「クラスカ」が開催。
TREND EYE
合コン以外の付加価値を加えることでお得感があると同時に、出会い目当てではないという言い訳ができるため、より気軽に人が集まれるしかけとなっているようだ。「街コン(※)」と同様、一度に大勢の異性と出会える効率の良さも人気の一因。 ※地域・街が開催する大型の合コンイベント。数十件程度の提携店舗を自由に飲み歩きながら参加者同士の出会いを楽しむ。
「アルバイト」「インターンシップ」からなる造語で、有給のインターンシップのこと。神奈川県立田奈高校が、就職希望だが家庭の経済事情からバイトが必要で就活の時間がない生徒のため、2011年度から開始。2012年度からは神奈川県が助成する。
TREND EYE
経済難の生徒に採用の意思がある企業を紹介することで、より確実な就職支援ができる。また、職場経験を経ているので雇用のミスマッチ対策としても有効。
米企業で広がっている、若手社員が先輩社員を指導する制度。ベテラン社員のITスキルやITリテラシー向上、最新テクノロジーやトレンド理解が目的。
TREND EYE
ベテラン社員へのメリットはもちろん、若手社員のモチベーションアップや、社員間のコミュニケーションの活性化にも貢献する制度。
ネット事業者に対して、名誉毀損などの理由がなくても個人情報の削除を依頼できる権利。欧州委員会が2012年1月にこの権利を盛り込んだ法案をまとめた。
TREND EYE
ネット上の個人情報保護を目的にEUが提唱する新しい概念。同様の法令がない日本でも、今後議論の可能性がある。SNSなどに蓄積した個人情報の拡散や、事業者による商用利用などの防止につながる。
博物館や公文書館などに駐在し、同施設が保管する文書や写真をウィキペディアに投稿・編集する役職。米国国立公文書記録管理局、ベルサイユ宮殿などが導入している。
TREND EYE
アクセス数が多いウィキペディアを事実上の公的百科事典とみなし、公的機関が積極的に編集する動きが出てきた。ウェブに情報を記載することで世界中と知的財産を共有できる。自国の文化・歴史等の価値発信としても有効。
カードに書かれた動物になりきって柔軟にアイディアを出す発想法で、イスラエルの女性2人が開発したもの。動物のイメージを利用することで会議の場の雰囲気を和らげると共に、考え方のヒントを示すことで普段とは違う新しい発想を生む。
TREND EYE
日本では2009年末に書籍が発売された。技術や生産性だけでなく、発想力のある社員で国際競争に臨もうと、企業や教育現場での導入が広がっている。
スマートフォンでのネットショッピングなどの際、画面上で商品や広告を選びワンクリックするだけで企業窓口に電話がつながり、商品を購入できるしくみ。サイト検索と通話が1台でできるスマートフォンの普及により、販促手段として米国で注目されている。
TREND EYE
スマートフォン利用者がシニア等に広がれば、アナログな販促手段の整備は重要。販売力を高めるサービスとしてオンライン広告の価値向上につながる。
自分の葬儀の際に身につけていたい死装束のファッションショー。2010年夏に大阪で開催され、20~70代の男女13人が出場した。死装束のオーダーメイドなどのサービスも登場している。
TREND EYE
シニアを中心に自分の死を準備する「終活」が広がっている。ファッションを切り口にして敷居を下げることで、異なる世代やコミュニティが集まり死について考えるきっかけとなる。
モノ・コト
欧米で広く親しまれている、寄付金集めを目的とした福引。イベントやパーティの参加時にラッフルチケットを購入すると福引に参加でき、チケット代が寄付されるしくみ。協力企業は自社商品等を景品として寄贈する。
TREND EYE
生活者が楽しみながら気軽にチャリティに参加できるしくみ。企業も社会貢献の姿勢をアピールできるため、日本でもイベント等で取り入れる動きが増えている。
モノ・コト
歩行者天国等に公園を作ること。 2011年8月、バンクーバー市の目抜き通りに約1ヵ月登場し、市民や観光客の人気を集めた。
TREND EYE
なじみの街が安・近・短のリフレッシュ空間に変わり、街の再認識・活性化にもつながる。企業が歩行者天国や空き地を使ったゲリラ的なプロモーションをすれば、生活者の目に届きやすいイベントができるとともに、自治体の収益源にもなる。
モノ・コト
声優によるトークショーなど、映画館に行くことで楽しめる付加価値をつけたイベント形式のアニメ上映。最終回をテレビと同時刻に映画館で上映するなどのイベントが好評。
TREND EYE
Twitterやニコニコ動画などソーシャルメディアの発達により、「コンテンツを皆で楽しむ」文化が拡大。実際に会場に集まる上映イベントの人気が高まってきた。バズ効果も期待できるため、コンテンツへの注目を高める方法の一つとなりそうだ。
モノ・コト
内装を百貨店風にした大型バスで百貨店のない地方を回り、洋服やアクセサリーを売る手法。
TREND EYE
百貨店のない地方まできめ細かく対応することで、新規顧客を開拓できる。販売前に開催地付近を運転することでバス自体が宣伝媒体になるとともに、エリアの需要に応じて訪問頻度を変えるなど、常設店舗よりも柔軟性が高い。
社会
中国で注目されている、日本企業による衛生的できめ細やかな介護サービス事業。一人っ子政策のため中国では日本以上の速さで高齢化が進行しており、介護市場のニーズが高まっている。
TREND EYE
世界最速の高齢化国として付加価値の高いサービスとノウハウを蓄積している日本の介護ビジネスは、今後の輸出産業の大きな柱となる可能性がある。
「効率がよい」「オススメ」「良くなる」を意味するネットスラングで、ひらがなではなく漢字で「捗るぞ」と書くのが特徴。本来は「物事が順調にすすむさま」を表す表現だが、2011年頃からネット掲示板で多用されるようになり、その過程で意味も広がった。
TREND EYE
ネット上の言葉遊びの一種。スマートフォンなど高機能デバイスの普及を背景に、生活の効率を重視するネットユーザーが増加。また、新鮮な語感があるため使用が広がった。
モノ・コト
身支度や包丁の持ち方など、調理以前の基礎から教える料理教室。
TREND EYE
親が共働きで忙しく、家庭で料理を習わないまま大人になった人が増えている。自炊の必要性を感じつつもお米の洗い方など基本的なことがわからないため、一般の料理教室には行きにくかった人たちの隠れたニーズの発見となった。
ソーシャルメディアを「自分のメディア=セルフメディア」と定義し、自分の魅力を発信することで自分自身を人、情報、チャンス、モノ、お金が集まる「ポータルサイト化」すること。提唱者は一切営業することなく仕事をしているフリーランスの安藤美冬氏。
TREND EYE
Twitter、ブログ等が友人との交流の場からセルフブランディングの場に変化、ビジネスユースにまで拡大している。個人がネットメディアを戦略的に使う動きとして注目。
モノ・コト
耳が遠い高齢者とのコミュニケーションをスムーズにするために会話に添える、簡単な手話や手ぶりのこと。手話通訳の近藤禎子氏が2006年に考案した。
TREND EYE
高齢者とのコミュニケーションの齟齬は、会話相手にとってもストレスの原因になる。視覚情報を添えることで会話をわかりやすくしたこの手法は、今後ますます進む高齢化社会に向けて、一歩進んだコミュニケーションとして注目できる。
災害に備え、普段から適切な量の水と食料をストックしておくこと。災害等でライフラインが寸断された際に慌てて買い占めに走る必要がなくなる。
TREND EYE
災害対策意識が高まっている中、定期的な購買を促す仕組みとして注目できる。 様々なジャンルの商品に幅広く応用できそうだ。
金融機関がつくる、顧客企業のための情報交換システム。東日本大震災以降、被災企業の支援を目的に、中小企業向けのSNSを開設する動きがみられた。
TREND EYE
自社システムやSNSで企業交流の場を提供することで、新規貸出需要が囲い込める。利用企業は銀行顧客同士で信頼の担保があるため、商談を進めやすい。
結婚を2年ごとの更新制にする制度で、離婚率の高いメキシコ市で議論中の法案。慎重な行動を促しつつ、裁判など離婚に伴う時間とお金を節約するために提案された。
TREND EYE
時間とお金の節約のために結婚を更新制にするという珍しい法案で、議論の行方が注目されている。離婚率の高い他国にも広がる可能性がある。
新興国の現地企業等で一定期間就職すること。経済成長の著しい国で働くことに魅力を感じ留職する新卒もいるようだ。近年では中小企業や自治体でもグローバル人材のニーズが高まっており「留職」をサポートするNPOが登場した。
TREND EYE
新興国で就業し現地感覚とコネクションを形成することは、本人はもちろん日系企業・自治体・日本経済にとってもプラスになる。新しい就職の形として注目できる。
食事、カラオケ、映画など、どこにでもひとりで果敢に出かけていくアクティブな人。団体行動ができないわけではないが、自由度の高さからひとりでの行動を好む。
TREND EYE
これまで自宅時間を充実させてきた「ひとり時間好き」の生活者の中に、“外でも活発にひとり生活を楽しむ”人たちが出現してきた。旅行、焼肉など、彼らをターゲットにした商品やサービスが拡がっている。
家畜の幹細胞をシャーレで培養して作る人工肉。米サウスカロライナ医科大学が2008年に開発し「Shmeat(シュミート)」と名付けた。家畜に変わる食材として欧米で研究が進んでいる。
TREND EYE
世界的な肉食増加を背景に、畜産業の拡大とそれによる環境汚染が問題視されるなか、環境への負担を減らし食糧需要にも応える技術として注目されている。
生きた昆虫に電気信号を与えて動きを制御し、遠隔操作で思いのままに操ること。電源が課題だったが、2011年に東京農工大学が昆虫自身を電源とする技術「昆虫燃料電池」を開発したことで、「昆虫ロボット」の実現が近づいた。
TREND EYE
「昆虫ロボット」に小型のセンサーやカメラ等を搭載することで、狭い空間や危険な場所、災害地帯など人間が入り込めない場所での調査活動に役立つと期待されている。
フィットネスジムを継続して続けるための料金システム。最初に誓約した回数を守りジムに通うと報酬がもらえ、サボると罰金を取られる。ボストンなど3つのジムで実施中。 ※「pact」は「約束」の意味
TREND EYE
ハーバード大学の卒業生らが「人は将来の効果より、目先のコストに影響されやすい」という行動経済学の理論を元にビジネス化したもの。目的を達成して報酬を貰うだけではなく、達成しなければ罰金という点が新しい。
車に搭載したインターネットシステム。車からインターネットに接続できるほか、自宅PCとのデータ共有化により事前に調べたドライブ先をナビに設定したり、PC上の音楽を流せる。2011年9月のフランクフルトモーターショーに各社が競って出展した。
TREND EYE
車中の快適さや便利さが飛躍的に向上する可能性が出てきた。単なる乗り物ではなく、家庭や職場の延長線上にある「新しい生活空間」として注目されている。
ドイツで発祥した公立学校用省エネプロジェクトで、水道光熱費を節減すると節減額の半分を学校が自由に使えるシステム。省エネ教育、学校予算の増加、自治体の経費削減、地球温暖化防止といった一石四鳥の効果が期待できる。
TREND EYE
環境活動が浸透するなか、実益やゲーム性を付与することでモチベーションが高まりさらなる参加・活動拡大が期待できる。
社会
フランス全土で毎年10月第3週目に1週間かけて行われる、国民の味覚を育てるための活動。シェフが小学生に授業をしたり、レストランが大学生に本格料理を格安で提供するなど各地でさまざまなイベントが開かれる。
TREND EYE
共働き化で子どもの食の乱れが問題となったフランスで1990年に始まった活動。世界有数の繊細な味覚をもつと言われる日本ならではのアプローチも期待できる。
米国のハリウッドスターやミュージシャンの慈善活動に助言するコンサルタント。クライアントが支援する理念をサポートし、メッセージの伝達方法を提案したり、会見を整えるなどの広報活動を支える。
TREND EYE
社会貢献を戦略的に実施する仕組み。クライアントはプロのアドバイスにより長期的展望で大きな成果を残すことができ、他のセレブとの差別化にもつながるようだ。
モノ・コト
目に見えないデジタルコードを写真やイラストに組み込んで印刷したもの。コード自体は見えないが、スマートフォンで読み取ると関連動画の配信などができる。
TREND EYE
従来、著作権管理用技術として活用されてきたが、スマートフォンなど読み取り機器の普及が進んだため販促サービスとしても提供の可能性が拡がった。目に見えないためQRコードのように主張せず、全体のデザインを壊さない利点がある。
モノ・コト
プロジェクトごとに最適の人材を集めるために、経歴や資格などの人材情報を本社と連結子会社合わせてグローバル規模でデータベース化し、管理する方法。
TREND EYE
国際競争が激化するなか、本社、グループ会社などの枠を超えた競争力の強化や、流動的で柔軟な体制が求められている。連結会社全体で有用な人材を共有し、企業グループ全体の効率化・合理化を進める手法として拡がる可能性がある。
モノ・コト
店側がフォロワーの中から割引対象客を指定するサービス。来店時に「Twitterを見た」と言えば誰でも割引対象となる「ツイ割」の逆方式。割引対象者同士が連絡を取り合って一緒に来店すると割引率が大きくなるサービスもある。
TREND EYE
Twitterの新しい楽しみ方。単に割り引くだけでなく、店を介してTwitterや店舗で客同士の新しい出会いを促す点も、交流を求める今の若者にアピールできそうだ。
モノ・コト
夜営業のみの居酒屋が、空いた午後の時間をビジネスマン向けのワークスペースとして提供すること。
TREND EYE
東日本大震災を機に、オフィスの節電や交通機関マヒの対策として企業が「ノマドワーカー(※)」を認める風潮が進んでいる。店舗が用途を変えて空き時間を有効利用し、この受け皿となる試み。 ※Wi-Fiのあるカフェなど、オフィス以外の場所で仕事をする人のこと
モノ・コト
携帯電話の普及により不要となった公衆電話ボックスを改装し、地域住民の役に立つようにしたもの。世界各国に事例があり、ミニ図書館、電気自動車の充電スポットなどに生まれ変わっている。
TREND EYE
撤去費を改装に回すことで安価に住民生活のサポートができる。地域ニーズに応じた独自の「ネクストボックス」を設置すれば地域コミュニティの活性化拠点にもなりそうだ。
モノ・コト
家族を介護中であることを示す名刺サイズのカードで、外出先で首から下げて使う。認知症の妻の下着を買うとき等に周囲の目が気になる男性への対応として生まれた。
TREND EYE
マタニティマーク」と同様に一見判断が難しい生活弱者を「見える化」することでサポートするしくみ。マークの携帯により、誤解や偏見を防ぐことができる。
地元ニュース配信のために市民が共同で情報提供や資金援助をして書き手を募り、プロのジャーナリストが取材や執筆を行うこと。米サイト『Spot.us』がこれに当たる。
TREND EYE
地域メディアの衰退に伴い一般市民が情報発信する「市民ジャーナリズム」が生まれているが、プロのジャーナリストを起用することで情報の信頼性や正確性を担保しようとする点が新しい。
企業が既存のビジネスモデルを応用し、貧困層の個人の就労と自立を促すしくみ。ガーナの乳製品会社ファン・ミルクは乳製品の宅配事業で8,500人の雇用を創出した。
TREND EYE
「マイクロファイナンス(※)」での起業は、一般的な貧困層にはハードルが高い。確立した経営モデルを踏襲することで、より多くの貧困層がチャレンジできる。また、企業も少額の初期費用で販売拡大できるメリットがある。 ※貧困層起業家向けの少額貸付システム
安易な離婚を防ぐために最長1年程度のお試し離婚期間を設け、別居しながら愛情の再確認を促すサービス。中国の維情国際チェーン等が行っており、同社によると利用者の80%が離婚を回避したという。
TREND EYE
「お試し期間」を設けることで衝動的な離婚を防ぎ、納得したうえでの行動をサポートするサービス。高額商品の販促などにも応用できる。
ヒト
孫世代の育児に積極的に関わり、地域に貢献する高齢男性のこと。「イクメン」を推進するNPO法人ファザーリング・ジャパンが命名。
TREND EYE
若い夫婦の共働き化や核家族化が進み、育児の労働力不足が生じている。時間に余裕があり社会貢献意欲も旺盛な団塊の世代が育児に参加することで、彼ら自身の生きがいになるとともに子育て世代も助かるという好循環が生まれる。
ヒト
企業の節電対策で職場での残業が難しいなか、仕事が終わらずネットカフェなどに残業場所を求める社員のこと。
TREND EYE
企業全体の節電目標と社員個人の仕事量に乖離があり、そのしわ寄せが社員にきているようだ。冬も節電対策が行われる可能性があるが、現実に即した目標設定が必要と思われる。
モノ・コト
公園に設置された高齢者向けの遊具。スポーツクラブと違い無料でトレーニングできる点や、公園に遊びに来た幼児と触れ合う機会があることから高齢者に好評。
TREND EYE
元気な高齢者が増え彼らの受け皿となる場が求められる中、公園、ゲームセンターなどで高齢者シフトが進みつつある。「健康遊具」を設置し彼らの健康をサポートすることは介護保険費の節約にもつながるため、自治体も積極的に取り組んでいる。
モノ・コト
自転車を使った配達ビジネス。米国等で増えており、コーヒー豆やクリーニングの配達業などがある。
TREND EYE
環境負荷が小さい自転車を配達に使うことでエコ企業としてPRできる。また車に比べ自転車配達のゆったり感は配達者と顧客のコミュニケーションを促進しているようで、人との触れ合いを求める風潮の中で大きな付加価値となっているようだ。
1人用もしくは2人など少人数用の調理家電。飲みきり、食べきりの量を作ることができ、コンパクトでインテリアとしても映えるなどの理由から人気が高まっている。
TREND EYE
2010年国勢調査では「単独世帯」が最も多い家族類型になり、少人数用調理家電ニーズはますます高まると予想される。また大型家族でも、それぞれの生活時間や好みに合わせた食生活を尊重する現代の家族に対応できる家電として注目されている。
音を用いた販促方法。狙った方向だけに音を届ける指向性のあるスピーカーが開発され、騒音にならない効果的な販促が可能になった。また単に音で注意喚起するだけでなく、音にデータをのせるという技術も発明された。
TREND EYE
視覚による販促が街に溢れる中、「音」を効果的に利用することで差別化ができる。費用も安く、聴覚を戦略的に刺激する方法として注目されている。
モノ・コト
マーケティング用のSNSをつくり、中長期的に消費者と意見交換する調査手法。米国で数年前から本格的に活用されている。
TREND EYE
従来のネット調査と違い消費者の「生の声」が集められる。また、地方在住者やフルタイムで忙しい人の意見も集めやすく、対象者や調査の場所や時間の制約を取り払う手法として注目されている。
地域限定で使える電子マネー。自治体が電子マネーインフラを持つ企業と提携し、独自のポイント付与や売上の一部を地域還元して、地元に貢献するしくみ。
TREND EYE
地元で使用すると利用者にも提携側にもお得になる「地域密着型電子マネー」を発行する地域が増えている。プリペイド式なので過度な買い物が防げ、子供も使いやすい。安全確認としても利用できるので、今後もさまざまな活用が期待できる。
社会や政治の問題に対する自分の意見を、SNS等で積極的につぶやく芸能人のこと。「Society」と「Entertainer」を合わせた造語で、韓国で使われる言葉。
TREND EYE
Twitterやブログ、動画サイトなど、他者から編集されることなく芸能人が直接情報発信できるツールが増加。韓国以外に日本でもソーシャルテイナーの活動は注目を集めている。
モノ・コト
ニコニコ動画運営の次世代ライブハウス。六本木ヴェルファーレ跡地に11年7月に誕生。全壁面にLEDモニターを設置しPCからの閲覧者コメントが流れる。ARを利用してバーチャルキャラクターを登場させることもできるなど様々な楽しみ方ができる。
TREND EYE
最新デジタル技術を使った新しいエンタメ施設。優先的に表示される有料コメントやお祝いのデジタルフラワーなど、新しい課金モデルを作り出した点も注目される。
モノ・コト
子どもが自宅や室内で遊ぶスポーツの事。家の中で安全に遊べる柔軟素材を使ったボールなど「タクスポ」グッズも話題になっている。孫と遊ぶためと自身の運動不足解消のためにこれを購入する高齢者も多いという。
TREND EYE
子どもが遊べる場所の減少や核家族化による母親の育児負担の増加など自宅で遊ぶ子どもが増えていることが背景。放射能問題もあり、今後も市場は拡大しそう。
世界各地からのハッカー攻撃を阻むための「サイバー戦士」の卵を全米各地から発掘し育て上げようという試み。米国防総省、マイクロソフトなど官民の協力で実施。
TREND EYE
深刻化するサイバー攻撃を防ぐために、IT人材の発掘と就職斡旋による生活保障をし、犯罪集団への参加を阻止する。ITのような先端分野では、今後人材争奪戦が国際的に激化するのでは。
モノ・コト
風力発電による商品を製造する企業もしくはその商品自体につけるエコマーク。デンマークの風力会社Vestas Wind SystemsやWWFなどが共同で作成したもの。製造過程で25%以上の風力発電を使用したことが条件。12年初頭に使用開始予定。
TREND EYE
新しいエコマークとして注目を集める。エコ意識や電力問題への関心の高まりを背景に、日本でも利用される日が来るかもしれない。
企業等が店舗やコンテンツにゲーム要素を取り入れることでユーザー心理をかきたて、集客や再訪性を高めようとする考え方。最近では、社会的課題に取り組む政府機関、NPO等も積極的にこのコンセプトを取り入れ始めている。「ゲーム化」の意味。
TREND EYE
米国で先行している概念。企業の利用以外に、地域活性化などの社会課題解決にこの手法が取り入れられており、幅広いシーンで活用可能。
イクメン雑誌『FQ JAPAN』が11年8月に代官山に夏季限定でオープンしたコンセプトラウンジ。ターゲットはアラサーパパと未就学児。親子向けワークショップなども行う。
TREND EYE
「イクメン」という言葉は定着した感があるが、イクメンがリアルで集う場はないのが現状。リアル店舗(ラウンジ)を作ることで、イクメン同士の交流の場を生むと同時に、企業もイクメン視点のニーズを発見することができる。
アフリカ連合(AU)がサハラ砂漠の拡大防止を目的に07年にスタートさせた植林構想。提案国ナイジェリアをはじめ計11ヵ国に及ぶ、全長7,600km、幅15kmの広大な計画。
TREND EYE
アフリカの貧困層の多くが農業に従事しているが、砂漠化により土地を捨てざるを得ない「環境難民」が急増している。「緑の長城」計画は、温暖化対策だけでなくアフリカの住民の生活改善にも繋がる。
ベビーカーを、子どもが喜ぶおもちゃやぬいぐるみ、自分好みのラインストーンなどで飾り付けるママの事。
TREND EYE
ブランドベビーカーよりも安くあがり、自分らしさを演出できるとあってベビーカーを飾り付けるママが近年注目を集めている。これに応える商品やサービスも増えており、新たなデコ市場として今後も拡がりを見せるのでは。
子どもに関わる事に積極的な人のこと。自身は子どもがいないものの(もしくは子育てを終えた後)児童施設のボランティアなどで子育てに関わる女性や高齢者が多い。コンシャスは「意識している」という意味。
TREND EYE
少子化が進む日本では子育て家庭は少数派。「チャイルドコンシャス」な人々の活動を促すことで社会全体の子育てをしやすい環境をつくり、少子化対策につなげる。
モノ・コト
地熱発電の一種で、高温源泉の熱を利用して発電しようという考え。静岡県が公共事業として10年度から調査中で、可能と判断すれば2年後には事業化する計画。
TREND EYE
大規模施設の地熱発電と違い、源泉を枯渇させず温泉と共存できる。日本の地熱資源量は世界3位の2,300万kW以上(原発20基分に相当)と言われ、国土の特徴を活かした発電といえる。また電気をつくる温泉として観光業への波及効果も期待できる。
モノ・コト
村全体を博物館に見立て、村人が「学芸員」となり、観光客にその土地の建物、田畑、知恵などを紹介する取り組み。熊本県水俣市の山間部で過疎化対策として始まった。
TREND EYE
すでにあるもの」に価値を見出す観光施策。予算のない市町村でも試みやすい。観光客が楽しむことで村人は村の価値を再認識して誇りを持ち、若者の定住率向上や都市部からのIターンやJターン(※)なども期待できる。 ※Iターン:生まれ育った故郷以外の地域に就職すること。Jターン:地方で生まれ育った人が一度都心で働き、その後また故郷とは違う別の地方に移住して働くこと。
「30分間」「月イチ」など、ちょっとの時間でできる負担の軽いボランティア活動のこと。「episodic」とは「時たま、気まぐれ」の意味。米国で広がり、日本でもこれを導入する。
TREND EYE
ボランティアを気軽に始められ、かつ続けられる仕組みとして注目を集める。受け入れ側(NPO等)の態勢を整える事でより多くの人のボランティア参加が期待できるのでは。
モノ・コト
新幹線を用いた重症患者の長距離搬送のこと。
TREND EYE
「天候に左右されない」「費用が安い」などのメリットがある。「ドクターヘリ」と相互補完しつつ、地方の救急医療をサポートする手段として注目される。また、新幹線に速さ以外の付加価値を設けることで、新しいビジネス展開が可能なのでは。
炭素などの有機物を材料とした太陽電池。次世代太陽電池として期待されており、12年の実用化が目標。従来の結晶シリコン太陽電池に比べて生産コストが低く、薄い・軽い・曲げられるといった特徴を持つ。
TREND EYE
コスト安、安定供給の面だけでなく、加工性の高さから今後の活用が期待できる。カーテンや衣服など様々な形に加工できるため、暮らし全体での発電が可能となる。
モノ・コト
外出時に乳幼児連れの保護者が気軽におむつ交換や授乳等のために立ち寄れる公共施設や保育園、デパートなど。もともと施設にあるベビーベッドなどを活用できるため、地域ぐるみで気軽に実践できる育児支援策として全国に拡がっている。
TREND EYE
サポートを得にくい子育て解消策として地域ぐるみで行える。「赤ちゃんの駅」をキーに地域でのコミュニケーションを促進する効果がありそうだ。
社会
科学技術や医療など専門的な知識や技術をもつ外国人労働者の総称。彼らの入国・在留手続きの緩和などに向けて日本政府も動き始めている。
TREND EYE
シンガポール、韓国などアジア先進国を中心に、世界的に「高度人材」の奪い合いが起きている。国民の雇用を守るため海外人材の流入に消極的な日本だったが、少子化の今、研究開発や企業の国際競争力の底上げのために早急な対策が必要。
経済産業省が12年夏の実施を検討している電力需給対策。電力会社が電力需給の逼迫しそうな日を予測、買取価格を提示して大企業など大口需要家から使用予定電力を買い取る制度。
TREND EYE
節電可能な企業から使用予定電力を買い取る事で発電所等を新設せず、低コストで電力確保ができる。電気料金の抑制も可能なため、この仕組みの導入が期待される。
親が子どもとよい関係を築くための手法「親教育」に関し、心理学の手法を取り入れたプログラム。米国の「親教育」の専門家であるエリザベス・クレアリーが開発したもの
TREND EYE
子育てに関し、子どもではなく、接する側の親を教育するという視点がユニーク。少子化が進む中、親をターゲットにすることで教育市場の拡大も期待できる。
先端工作機械を備えた一般市民のためのオープンな工房と、その世界的なネットワーク。11年4月時点で世界に50ヵ所以上ある。 ※「Fab」には「fabrication(ものづくり)」と「fabulous(愉快な、素晴らしい)」という2つの意味を込めた。
TREND EYE
次世代のものづくりのインフラとして注目を集める。「ファブラボ」の普及により発展途上国などでのものづくりの可能性が飛躍的に高まるのでは。教育、社会貢献、街づくり、ビジネス、町工場の再活性化などにおいても様々な可能性を秘めている。
モノ・コト
宇宙環境で行う農業。長期宇宙生活計画に伴い生まれた研究分野で、厳しく限られた資源の下で、農業環境に適さない地域でも、(物質の再生循環、土壌改善などにより)栽培可能にしていく。福島原発事故に伴う土壌汚染の浄化にも実用される予定。
TREND EYE
環境負荷の低減や食糧危機対策などに対応するモデル事業としての可能性も期待される。
モノ・コト
Facebookを活用した電子商取引。「Facebook」と「Eコマース」の合成語で米国で広がっている。
TREND EYE
米国ではFacebook内で企業やファン同士の交流などによるブランディングだけでなく、Facebook内の通販や友人のリコメンドによる販促効果から強力なビジネスツールとして注目が集まっている。
モノ・コト
お金を介さず、自分と相手の知識や技術を等価交換するためのマッチングイベント。異業種交流会の一種で、ビジネスマッチングの要素が強いものから、友人作りを目的としたものまで多くの種類がある。朝バナナ(株)代表取締役社長の渡辺仁氏が考案。
TREND EYE
今後、給料の頭打ち等で消費額は減少しても、このような直接的な商品やサービスの流通量が増加の可能性も。結果、国民の幸福レベルは維持・向上できるのでは。
「地球工学」の意味で、人工的に地球環境を改造しようという研究。一例として地球温暖化対策で太陽光を反射する微粒子を成層圏に散布して気温を下げる事などがある。
TREND EYE
古くからある研究分野だが、地球温暖化対策の切り札として再注目されている。実現可能性が高い一方で、それに伴う副次的リスクが計算しきれない危険性がある。実動に向けての一層のシミュレーションと国際的なルール作りが求められる。
社会
今夏の節電対策としてサマータイムを導入する企業が増えており、それにともない退社時間が1時間早まること。
TREND EYE
サマータイムや休日分散など以前から議論されていたことが、逼迫した電力事情によりこの夏多くの企業で導入される。新しい生活時間に移行することに伴い、さまざまなビジネスチャンスが生まれる。
モノ・コト
ボランティア希望者や必要な物資を積んで被災地に向かうバス。ボランティアが衣食住全てを持参して参加するため被災地への負担が少なく、大規模な活動も期待できるため被災地側に好評。個人参加より安価で楽なため、気軽に参加しやすい。
TREND EYE
被災地を助けたいと思いつつも、素人が大勢バラバラに行っては、受け入れ側の負担が大きい。被災地に負担をかけない支援のしくみの一つとして注目されている。
モノ・コト
電気自動車(EV)版の燃費。エンジン自動車は単位燃料量当たりの走行距離(km/l)で表すが、EV車は単位電力量当たりの走行距離(km/kwh)で表す。
TREND EYE
EV車の開発と普及が進むにつれ、EV車用の言葉が増加している。また消費者意識も「EV車ならばいい」から、「よりよいEV車」へと要求のレベルがあがり、「電費」を意識した開発と広告展開が必要になるのでは。
ユーザーの個性や興味関心によってできる相関図、またはその考えのこと。米国を中心にそのアイデアを活用したサービスが続々と登場している。
TREND EYE
行動履歴に基づいた広告などが展開されているが、ユーザーへの質問などから個人の興味・関心を蓄積し、よりニーズにマッチするサービスを提供。FacebookやTwitterなどソーシャルグラフ(人間関係の相関図)も加味することでさらに最適化できる。
モノ・コト
面白いサイト制作者に対して閲覧者がパトロンになり、資金援助するしくみ。Facebookの「いいね!」のように各サイトにボタンを設置し、そのボタンをクリックすることで、事前に購入したポイントがサイト制作者に支払われる。11年4月に「Grow!」がリリース。
TREND EYE
コンテンツクリエイターの新たな収益源・情報伝播のしくみとして今後一般的に拡がるのでは。音楽やニュースサイトなど幅広く使えそうなアイデアとして期待される。
社会
従業員の子育て環境を整備・推進している企業に与えられる厚生労働大臣からの認定マークの愛称。認定を受けた企業は、このマークを商品や広告に付けたり、広報活動に利用することができる。
TREND EYE
企業の優良な子育て支援活動を「見える化」し促進することで、こうした企業の増加が期待できる。エシカル(※)な消費者が増える中、企業PRの手法として活用可能では。 ※ethical・・・「道徳的な」の意味で、フェアトレード商品など社会貢献性のある商品への関心が高いこと
コンパクトな町を形成し、住民同士あるいは近隣の町同士が連携して共助する都市計画の概念。人口減少下の郊外地等に導入することで、住民生活の質の向上が期待される。「シュリンク」は「縮む」の意味。
TREND EYE
スマートシュリンクを大規模再生が必要な東日本大震災の復興に導入。モデルシティとすることで、他地域の再開発の参考になる可能性も。
遺伝学、内分泌学など科学的概念をビジネス経営に取り入れる手法。採用や配属の決定、就活、教育に役立つ可能性がある。
TREND EYE
科学的経営を導入することで個人の特性が把握でき、仕事内容に適した人材が雇える可能性も。企業の生産性があがる上、労働者と職種のミスマッチも防げる経営方法として注目されるのでは。
企業の生産過程や自治体の浄化方法を見直し、水使用量や用途に応じた浄化レベルなど水の利用を最適化すること。人口増加や途上国の経済発展による水不足が懸念されるなか、ビジネス界では水の管理が重要なビジネスツールになりつつある。
TREND EYE
水不足の面だけでなく、環境意識の高まりやエネルギーの効率的な利用からも注目できる概念。
東日本大震災の被災者に支援物資を受け取りやすい形で送るプロジェクト。認定NPO法人 阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」 が推進している。「40代女性」など、具体的な性別、年代などをイメージして洋服や日用品を1セットにして送ることで支援物資の仕分け作業の負担を減らそうというもの。阪神大震災の体験を元に生まれたもので、名称にはタスキのように思いをつなげたいという意味を込めている。
TREND EYE
阪神大震災の経験を活かしたボランティア、ノウハウへの注目がますます高まりそう。
モノ・コト
家畜の飼育方法(「家畜福祉※」)に応じた格付け制度。NPOのGlobal Animal Partnershipが格付けを行い、高級スーパーWhole Foods Marketで販売している。 ※キザシペディア09年2月号「家畜福祉」参照
TREND EYE
米国の消費者の間で高まる「家畜福祉」意識を背景に、それを「見える化」する格付けが生まれた。日本でもトレーサビリティなど食材の生産・流通過程への関心は高まっており、新しい格付け制度として受け入れられるのでは。
大気汚染の探知機等をつけた携帯電話。カリフォルニア大学サンディエゴ校等で研究中。安価で極小のセンサーを開発し携帯電話に組み込むことで、大気汚染の具合により生物兵器から道路渋滞状況までさまざまな対象を検知できるという
TREND EYE
携帯電話にセンサーを付けることで詳細かつリアルタイムのデータ収集が可能に。データをもとにしたさまざまな問題対応や解決が可能になるのでは。
被災地に各地から寄付される、実際には必要とされない不適当な支援物資。「Stuff WE Don't Want(我々が欲しくないもの)」の略。
TREND EYE
仕分け作業にボランティアスタッフの時間が取られ、本来の業務が滞るという弊害も出ている。本当に必要なものを知らせマッチングさせるしくみづくりが必要。また今回の経験を後世に伝えるための対応も必要。
開発者(hacker)が集まって、マラソンのように集中的に短期間でプログラム開発を行うイベント。「Hack」と「Marathon」を合わせた造語。米国のIT関連企業が定期的に開催。東日本大震災の際も被災地支援のために国内4ヵ所で実施した。
TREND EYE
スピーディーな対応を求められる現代にマッチした開発の形。開発会議や企業内研修の一環としても活用できるのでは。
モノ・コト
飲食店情報サイトの『ぐるなび』が震災後落ち込む外食産業の活性化を狙い、2011年3月に制定した社則。毎週水曜日に全社員を午後6時に退社させて、飲食店での夕食を促すもの。他企業にも呼びかけを行っている。
TREND EYE
震災後の冷え込みが続きそうな外食産業への施策として注目されそう。社内のコミュニケーション促進や、ワークライフバランスの改善としても期待できるのでは。
モノ・コト
収入があり消費意欲も旺盛だが時間がないため買い物に行けない女性を、月イチで仕事や家事から解放することで消費を促そうという経済振興策。地域開発の計画策定などを行う(株)商い創造研究所 代表取締役の松本大地氏が提案。
TREND EYE
家庭を持つ女性のライフワークバランス改善、消費、男性の家事協力を一度に促進する施策として注目されるのでは。
「募金疲れ」の意味。米国では日本に比べ募金活動が非常に盛んだが、その結果、募金することに疲れる現象が起きている。
TREND EYE
募金をするだけの場合、支援の実感が持ちづらく結果も見えづらいため、継続することが難しいようだ。東北への支援は長期的に行う必要があるため、「ドナーファティーグ」が起きないためのしくみを準備する必要がある。
ワンクリック募金など、労力や負担がほとんどない気楽な社会貢献活動のこと。「怠け者(slacker)」と「社会運動(activism)」を合わせた造語。真剣に活動している人から「自己満足だ」と批判が上がる一方、「敷居を下げることは大切」と肯定的な意見もある。
TREND EYE
ヤシマ作戦など成果を残したものもあり、社会貢献のきっかけになる事も。その後の社会貢献活動をつなげるしくみを提供することで活動のすそ野を広げる。
小学生ながら"モテ"を意識したファッションなどに気を使う女児のこと。好きなコンテンツは漫画でアニメ化もされている『極上!!めちゃモテ委員長』。
TREND EYE
ファッションを選ぶ際に、「かわいい」という主観的評価だけでなく、“モテ”という客観的評価で選ぶ小学生が増えているようだ。
ヒト
太っている女性に対するアメリカの褒め言葉。Big Beautiful Womanの略で、1979年に発売された太った女性向けのライフスタイル誌のタイトルが語源。女性誌『anan』が2011年2月に、ほっそり派だけでなくぽっちゃり美人も礼賛する特集の中で紹介。
TREND EYE
これまで男女の考える“魅力的な体型”には乖離があったが、近年この差が縮まりつつある。読者モデル人気など、より“リアル”で健康的な美しさが注目されているようだ。
孤独を感じて誰かとの繋がりを望む、家計に余裕がある(プチブルジョア)人のこと。コピーライターの前田知巳氏は、10年末から年始にかけて起こった伊達直人現象は、これらの人々によるものと述べた。
TREND EYE
コンビニや宅配など、単身で生きていける社会インフラが充実する一方で、精神的な孤独を感じる人も。社会と関わり、自分の存在理由を感じたい人が増えている。
モノ・コト
「(超)近距離恋愛」の略で、徒歩圏内に住むカップルのこと。Twitterのご近所検索などソーシャルメディアのジオメディア機能により、同じ区内や町内などの近距離だからこそよい人間関係が築ける例が増えている。
TREND EYE
ジオメディアはマーケティングやゲームなどのビジネス展開で注目されているが、新しい人間関係を構築する上でも大きな可能性を秘めたツールといえる。
モノ・コト
食事会のメンバーを募る米国のソーシャルサイト。予定されている食事会の日時、メニュー、費用、参加予定者などを確認し、興味があれば予約するしくみ。サンフランシスコ、シカゴで開催中で、順次対象都市を拡大予定。
TREND EYE
食を通じたソーシャルな場づくり。事前に参加予定者のプロフィールがわかるので、ある程度自分に合う場を想定・選択したうえで、偶然の出会いを楽しむことができる。
モノ・コト
速読の逆で、1冊の本を数ヵ月ほどかけてじっくりと読み込む読書法。作者の意図などを考えながら、ときに主人公の行動を再現しつつ物語の世界観を理解する。
TREND EYE
情報が氾濫し、忙しい現代人にとって、「1冊の本をあえてゆっくり読む」という行動は、日常を意図的に切り離す癒しの時間として受け入れられそう。また、人づての情報ではなく実体験を通じて本質を理解することの重要性が再認識されているのでは。
モノ・コト
ジオメディアを使って住民が近隣の救命活動をサポートするためのiPhoneアプリ。スマートフォンのGPS機能により、心停止状態の人の情報を消防署から近隣住民に知らせ、救急車が到着するまでの救急措置をしてもらう。米カリフォルニアの消防署が開発。
TREND EYE
心臓発作などの緊急救命活動に限らず、災害支援、地域コミュニティの強化などでも応用できる。
アスリートが競技に打ち込める経済的・社会的環境づくりをサポートするための団体。競技活動およびセカンドキャリア支援をし、同時に各種イベントの開催を通じてアスリートの経験を広く社会に還元、スポーツを通じて世の中に希望を与えることを目的とする。
TREND EYE
不況で企業がアスリートの入社枠を減らすなど、アスリートの生活苦が問題に。アスリートの活躍は国民を盛り上げるなどの効果もあり重要な課題となっている。
日本が2013年以降の導入を推進している、先進国と途上国間の温暖化ガス排出枠取引のしくみ。現状の「クリーン開発メカニズム(CDM)」の問題点(承認作業の煩雑さ、日本が得意とする省エネ技術は対象にならない等)を修正したもの。
TREND EYE
日本の低炭素型技術の市場開拓を官民合同で推進し、かつ削減実績に算入できるメリットがある。途上国には最先端の日本の技術や設備・製品が導入できる。
教師やカウンセラーとは違う立場で子どもと触れ合い成長を助ける地域の人。保護者への子育て助言や、生徒への生活指導などを行う。千代田区や神奈川県などの学校で導入されている。
TREND EYE
教師や親以外の大人が子どもと関わるしくみをつくることで豊かな心の育成を目指す。地域による子育て支援が再注目される中、各地で取り組みが始まっている。
手をつないで外出する夫婦。特に、子育てがひと段落したアラフォー以上の世代でこのようなカップルが見受けられるようだ。
TREND EYE
家庭回帰の風潮や、バブル時代の体験により、父・母にならずに「一生現役」感覚のアラフォー夫婦が増えている。若者より比較的消費に積極的な世代であるため、恋人気分を楽しむ高級路線の商品・サービスのニーズがあるのでは。
互いの洋服を交換し合うカップルのこと。女性誌『PS』や男性誌『POPEYE』などが特集を組んでいる。
TREND EYE
トレンドに敏感な男子がレディス物を着る風潮(※)はあったが、今や一般的なカジュアル系カップルにもその波が押し寄せている。本来の自分とはちょっと違うテイストを気軽に楽しむことができるため、オシャレで節約志向の若者のニーズにマッチしている。 ※「レディース男子」キザシペディア09年11月号参照
モノ・コト
学生が自分のブースを構え、企業の人事担当者が学生の自己アピールを聞いて回る従来の就職活動とは逆の仕組み。就職支援会社ジースタイラスは、「逆求人フェスティバル」を05年から開催している。
TREND EYE
複雑化・長期化する就職活動の中で、能動的でコミュニケ―ション力のある社員が欲しい企業ニーズと、他の学生と差をつけたい就活生をマッチングしている。
モノ・コト
中小企業などの新製品を自治体がチェックして買い上げる制度。販売実績が少ない中小企業やベンチャー企業を支援するためのもので、03年に佐賀県が導入し全国に拡大。07年に37道県が集い「トライアル発注全国ネットワーク」として組織化された。
TREND EYE
自治体の「お墨付き」により販路拡大につなげる狙い。中小企業やベンチャー企業の支援策として注目されている。
文化庁が11年度から音楽・舞踊の2分野で試行的な導入を予定している、文化芸術の助成機関。芸術性を細かく数値化したうえで審査・助成するイギリスのアーツカウンシル(芸術評議会)を手本とする。
TREND EYE
芸術支援の少ない日本で始まった新しい取り組みとして注目。高評価を得ることで、助成金などのサポートにつながることから価値を伝える方法も変化するのでは。
"会議の活性化"と"おもてなし"の演出を狙った会議室。光と音の空間演出システム「空山水(からさんすい)」とブレインストーミング促進システム「かげろい」で構成されている。應義塾大学稲蔭研究所の Surroundings Project と面白法人KAYACとの産学協同によってうまれた。
TREND EYE
デザインで精神状態をコントロールし、仕事効率を上げようという試み。息抜きのスペースを作っている先端IT企業などがあるが、会議スペースなどにも人工工学や心理学に基づいた効率的な空間が作れるのではないか
インターネット上で読者が感想を語り合うなど、読書体験を共有すること。広義には、リアルな読書会も含める。専用サービスやアプリが続々登場している。
TREND EYE
読書会など、本を介してのコミュニケーションが活発化している。電子書籍端末の一般化により、インタラクティブな読書など新たな楽しみ方が拡がるのでは
教員による一斉指導ではなく、対話と自主的な学習を重視する教育方法。1920年代にドイツのイエナ大学で生まれ、オランダの教育現場で広く行われている。日本では、2010年10月に普及を目指し、NPO「日本イエナプラン教育協会」が発足した。
TREND EYE
少子化・核家族化による希薄な人間関係が問題視され、教育のあり方が問われる中、自分で考える力とコミュニケーション能力を高められる教育方法として注目される。
ヒト
土木系女子のこと。危険、きつい、汚いの3K職場といわれる土木業界。最近は、そんな業界に関心を示す女子学生が増加。現場でも女性を採用する動きが高まっている。
TREND EYE
女性の進出に閉鎖的だった業界でも、生活者目線として女性の視点は必要という考えになってきているようだ。職場のダイバーシティ化が進む中、このような動きは他の業界にも拡がるのでは。
コンビニなどで購入した酒類などを路上で混ぜて飲むこと。夏の夜の渋谷などで見られる光景。
TREND EYE
道を歩きながらの食事や便所めし(*)など、飲食に関して独自の価値観がある若年層が生み出した新カルチャー。 人ウォッチングを酒の肴にして安く気軽にでき、路上という解放感や新しい味を生み出せるという遊び感覚が人気の原因のようだ。 (*)便所めしとは、一緒に食事をする相手がおらず一人で食事を取るところを他人に見られたくないという理由から、トイレの個室で食事をすることを指す。
IT関連の製品・サービスの問題点に関する情報を売買する米国の取引市場。 ITセキュリティのNASDAQといえるもので、情報は互いの言い値で売買できる。
TREND EYE
100%安全なITサービスを最初から組み上げることは現実的に難しく、発売後に徐々に改善されるのが一般的。ここに市場原理と集合知を持ち込むことで、より早く完成度が高まる。ハッキング能力のポジティブな活用としても注目できる。
モノ・コト
メタボな人がダイエットした(消費した)分のエネルギーをお金に換算し、そのお金を飢餓に苦しむ人々に寄付することで、両者を健康でハッピーにしようというダイエット×途上国支援のプロジェクト。NPO法人メタボランティアが運営。
TREND EYE
ダイエットのための運動や食事制限が社会貢献にもなる。「自分にも社会にも良いことをしている」感覚は生活者から支持されそうだ。
モノ・コト
ネガティブなワードをポジティブに変換してくれるケータイアプリ辞書。「高校生デザイン選手権」の中で出されたアイデアで、3位入賞。例として「ケチ」→「やりくり上手」など。
TREND EYE
言葉のちょっとした誤解で悩む人は少なくない。表層的にはネガティブに思えることも、前向きに変換するくせをつけることで、日々の暮らしをハッピーにできるアイデア。
モノ・コト
宗教上の理由やアレルギーなどで食べられないものがある人向けに作られた、ひと目で料理の食材が分かる絵文字。10年7月に横浜のレストランで検証実験が行われた。
TREND EYE
漢字が読めない子どもから小さな文字が読みづらい高齢者まで、直感的にわかるユニバーサルデザイン。また、外国人は宗教上の理由から食材へのこだわりも少なくなく、ピクトグラムで表すことは外国人観光客の満足度を上げるうえでも役立つ。
中国メーカー製だが、日本人の技術者やデザイナーの手でつくられたことをセールスポイントにしたハイエンド商品。中国家電最大手のハイアールが、日本市場攻略を目指してメイド・イン・チャパンの洗濯機を投入予定。
TREND EYE
日本の景気低迷と中国の景気拡大により、日系大企業および下請け中小企業からの技術者流出が起きている。日本産業の根幹にかかわることであり、対策が必要。
NPOが運営するメディア。既存メディアに不満を抱える知識層の支援により米国で拡大している。主にオンラインで発信を行っており、現在約60の団体が存在する。
TREND EYE
ウィキリークスなど新しい形のジャーリズムが注目される中、このような動きが日本でも今後注目を集めるのでは。
共働きで子育ての利便性など、ライフスタイルに応じて家を住み替える家族。
TREND EYE
待機児童の増加が切実さを増したことで、子育てのしやすさが居住地を決める重要な要素となってきた。今後の不動産価値や自分の雇用に対する不安などからマンション購入をリスクと思う動きも、住み替え派が増えている一因といえる。
違反者に罰則を与えるのではなく、順守者にインセンティブを与えることでルールを守らせること。スウェーデンで、制限速度を守ったドライバーに宝くじ券をプレゼントする実証実験が行われた。
TREND EYE
「罰則」ではなく「いいこと」を訴求することで、皆が気持ちよくルールを順守できる。他のさまざまなルールに応用できそう。
モノ・コト
結婚披露宴の前に行うプレ・パーティのこと。前日に行うこともあれば、数ヶ月前に開かれることもある。招待者同士の顔合わせの意味が大きく、「0次会」で顔見知りになることで本番でさらに盛り上がろうというもの。
TREND EYE
結婚式が2人のお披露目という場から、周りの人が楽しむ場へと進化している。婚活ブームもあり、結婚式を「友人同士の出会いの場」とするニーズは高いのではないか。
モノ・コト
店舗側の蔵書だけでなく、会員の蔵書や書評、店でシェアされている本の人気度などの情報もシェアするマンガ喫茶。
TREND EYE
ネット上では、SNSやクチコミサイトなど、ユーザーパワーで作り上げるコミュニティが勢いを増しているが、それをリアルの店舗でも展開しようという試み。他分野にも応用が利きそう。
モノ・コト
各人の希望に応じ、「明るさ」と「色」を最適化して提供する人工知能照明。同志社大学の研究チームが企業と組んで実証実験を行っている。
TREND EYE
情報ネットワークの発達により、個人の嗜好、作業内容、時間帯に応じた照明の調節が可能になった。最適化された照明により作業効率が上がるとともに、ムダを省くので省エネ効果も高い。
モノ・コト
飲食店の生ゴミを堆肥化して農家に提供し、これを使って育てた有機野菜・減農薬野菜を飲食店に供給する循環システム。リサイクルを始めた飲食店の「堆肥の使い道がない」との声を元に横須賀市の建築会社が仲介事業を始めた。
TREND EYE
リサイクル志向が広がっているが、それらが循環する仕組みがなくムダや滞りが生じることがある。効率よく循環させることで大きなビジネスの可能性が広がるのでは。
11年度創設予定の、特定地域で規制を大幅に緩和した「総合特区」のこと。政府が10年6月に閣議決定した新成長戦略の柱で、「国際戦略」「地域活性化」の2分野ある。
TREND EYE
地方が見直されている今、地域独自のアイデアで規制緩和することで、各々の個性が際立ち、さらなる地域活性化が期待できる。
母子家庭に比べて父子家庭に対する公的援助が限定的であること。
TREND EYE
母子家庭のみに支給されていた児童扶養手当が10年8月より父子家庭にも広げられた。近年、男性の非正規雇用の増加などに伴い「男性ならば所得が高い」という概念は崩れている。性差に関わらず低所得者を救う対策やサービスが必要。
起業する際に、事務所はレンタルオフィス、車はカーシェアリングを利用するなどして固定資産を極力持たないという経営方針。少ない投資で経済環境の変化に機敏に対応できるという利点がある。
TREND EYE
変化の激しい時代に、「所有」をリスクと見る動きが出てきている。環境の変化に即時に対応することを重要視した身軽な経営スタイルは、今後より拡大しそう。
モノ・コト
「渋谷肉横丁」「恵比寿横丁」など、テーマパーク的切り口や、街の再開発で作られた横町(横丁)。懐かしさを残しつつも、清潔感があり女性も入りやすい。
TREND EYE
駅前の再開発やバブル期前後の地上げなどで一度は姿を消しつつあった「横町」。お財布事情に応じて気軽に飲める雰囲気や、他人との触れ合いやつながりを求める昨今の風潮から再注目されている。清潔感などを付加したことで新たな客層を獲得。
モノ・コト
夫や子どもの弁当のついでに作る、主婦が家で食べる用のお弁当。専用の弁当箱やふた付きランチプレートが人気を呼んでいる。
TREND EYE
弁当の残りを主婦が家庭で食べることは、お金と調理時間の節約として以前からあった習慣。新たに特別な食器を使うなど、ちょっとした非日常感を楽しもうとする動きがみられる。
モノ・コト
脳卒中などで手足がマヒした患者に対し、(手足を刺激するのではなく、)脳波を抽出し、電動装置を使って神経を再構築させるリハビリ。慶応義塾大学医学部の研究チームが、重度脳卒中患者に対してこの手法で成果を上げている。
TREND EYE
様々な業種で脳波に注目した新しい試みが行われる中、医学と工学が融合した最新医療技術のひとつ。リハビリ過程を強力に支援する手法として期待されている。
気密性・断熱性に優れ、冷暖房などアクティブなエネルギーを極力使わず、太陽光など「受動的な(passive)」エネルギーで快適に過ごす高性能省エネルギー住宅。91年にドイツのパッシブハウス研究所が設けた基準があり、厳しい審査の上で承認される。
TREND EYE
太陽光、地熱、風力など、自然エネルギーを効率的に利用。日本では古来より自然環境を活用した住宅技術があるため、「パッシブハウス」の考え方は浸透するのでは。
モノ・コト
大学の講義をネット上で無料公開すること。米国に始まり世界的に広がりを見せる。
TREND EYE
日本でも23大学が行っているが、講義公開の速度や質などで世界に比べ、後れているようだ。「OCW」を進め、授業をオープンにすることで、教授側で授業の見せ方に工夫をする風潮が生まれ、本質的な大学の質の向上、ひいてはグローバルな学生確保に繋がるのでは。
SOHOのもじりで、「Small Office Besso Office」の略。軽井沢などの別荘地に住み、そこで仕事をする人のこと。
TREND EYE
交通網やネット環境の向上、および仕事のオンライン化で、これを実践する人が増えている。移住先となる地方では、観光客だけではなく「おしゃれで有能なビジネスマンが集まる場所」というイメージの定着で、地域活性化につながりそう。
仕事は定年退職したものの、体力や健康面は問題がない60~70歳の人。この年代の約8割がそれに当たる。
TREND EYE
消費や労働の一大勢力として、注目度がますます高まっている。先の見えない経済状況で守りに入る若年層に比べ、消費意欲が旺盛。高齢者ならではのニーズをくみ取った細やかな提案が必要である。
ヒト
「おしゃれプロデューサーズ」の略で、ファッション関係のプロフェッショナル的職種に就く女性のこと。具体的にはアパレルデザイナー、プレス、プロデューサーなど。女性誌『JJ』が彼女らをモデルに10年7月号から全面的にプッシュした特集を組んでいる※。※初出は10年6月号
TREND EYE
社会不安が続く中、若者のロールモデルも、かわいいだけのモデルから、おしゃれでかつ仕事や生活で苦悩しながら頑張るリアルな女性に変化している。
ヒト
外見と内面の美を両立するアラフォー、アラフィフ女性のこと。女性誌『美STORY』が提唱するもの。同誌では、10年4月に「国民的"美魔女"コンテスト」を開始し、11月にグランプリが決定する。
TREND EYE
消費者ターゲットとして注目されるアラフォー・アラフィフ女性。今後、このような美しく、お金のある「美魔女」をターゲットにした高額な商品・サービスがより活性化しそうだ。
高齢者の預金や年金を家族が勝手に使うこと。肉体的、精神的虐待に比べて第三者が事実を確認しにくい。神奈川県の09年度調査で、高齢者に対する3つの虐待の中で、この虐待が増加している事が判明した。
TREND EYE
不景気の影響で、親の財産に手を出す子世代が問題化。地域や行政による高齢者世帯の見守りはもちろん、子世代の生活基盤の安定化が求められる。
終業後から翌日の仕事開始までに、一定時間の休息を義務付ける制度。 93年にEUは「EU労働時間指令」の中で「最低連続11時間の休息」を定めた。 これを元に日本でもIT業界15社が導入、労働環境の改善に取り組んでいる。
TREND EYE
長時間勤務や不規則な勤務体系などで離職率の高いIT業界。優秀な人材確保など、業界を活性化させるための具体的なワークライフバランス推進策として注目できる。
「今使わないもの=不用品」として切り捨てることで、物理的・精神的に身軽になること。ヨガ思想に基づいた考え方。
TREND EYE
道具やお金の必要がなく、「捨てる」ことで精神的に楽になれる気軽さが支持されている。高品質・価格の商品を少しだけ購入し、大切に手入れし続けることが「かっこいい」という意識が広がりそう。
ネット上で割引率の高いクーポンを期間限定で予約発売し、購入希望者が必要人数に達すれば実際に販売する手法。米国で人気のサービスで、2010年春ごろに日本でも同様のサービスが登場、わずか半年で約70社が参入するサービスに成長した ※キザシぺディア09年12月号参照
TREND EYE
参入企業が乱立したことで限定感が失われるなどの話題も出てきている。今後は、飲食業・サービス業以外への展開が期待される。
モノ・コト
故人がネット上に保存したプライベート写真やメール、サイトへの書き込みなどのこと。 米国ではこれらの「相続サービス」が盛んになっている。
TREND EYE
文書や写真などのデジタル保存が一般化する中、自分が死んだ後、これらがどうなるのかを心配する人が増えている。またオンライン主体の付き合いも増え、「デジタル遺産」の管理とともに、自分の死をオンライン上でいかに伝えるかも重要な話題に。
100万人の健康データを収集し、疾病予防に活用する事業。EBH推進協議会の取り組みで、2012年をめどに計画、予防医療を発展させ医療費抑制につなげる狙い。
TREND EYE
個人の健康情報を共有することで日本人全体の健康づくりに貢献するという、健康情報のデータベース。個人情報の問題を解決すれば、活用される幅は大きい。
高齢者向けの自動車の新規格。全国35道府県知事でつくる「高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合」が提言した。高速走行を制限する一方、身体能力をカバーする機能を付けることなどの提言が含まれる。
TREND EYE
高齢化が進む中、交通網が不十分な地方を中心に高齢者用車両の開発は必須。 高齢化先進国としての実績をつくることで、諸外国への輸出需要も期待できる。
ヒト
今どきの女性が結婚相手として男性に求める条件で「仕事観が同じ」「金銭感覚が同じ」「育った環境が同じ」の3つ。
TREND EYE
結婚しても仕事を続ける女性が増えている。自分の雇用と収入が確保されることで、おのずと結婚相手に求める条件が変わってきたようだ。今後の婚活ビジネスは、収入や肩書よりも、価値観のマッチングが求められるのでは。
米国などでMBAを取り、自国語より英語で話し、自国民より海外の同じ階層の人と交流が多い新エリート層のこと。ワーカーホリックな性格で、国・社会への帰属・還元意識が低く利益最優先のため、自国の格差社会を拡大させる傾向にある。
TREND EYE
自らだけでなく、部下にも同様の努力を求めるために、職場を疲弊させる危険性も。このような富裕層が増えると、福祉事業なども停滞する恐れがある。
環境産業に特化した景況感等に関するアンケート調査で、環境省が2010年2月に試行。日本銀行が四半期ごとに調査している「日銀短観」の環境産業版。
TREND EYE
環境への取り組みを、経済発展の視点から数値化。投資家の環境産業への評価指標となり、出資を促進させる効果が期待できる。
ガンなどの大病を患った患者の就労が難しく、生活が厳しくなる状況。
TREND EYE
高度な医療を受けたり、働き盛りに発病してメディカルプアに陥る人は多いようだ。 また、既存の保険は入院日数により支給されるため、長期的な治療が必要な場合はあまりサポートされず、ニーズとのギャップが生じている。晩婚化で自ら家計を支える女性も増える中、生活不安を訴える人が増えている。
物価の安さなどの経済的理由や、高齢者を敬う文化による住み心地の良さから、日本の高齢者がタイやベトナムへ移住すること。
TREND EYE
経済的事情からアジアで暮らす「外こもり」の風潮は以前より若者を中心にあるが、その動きが高齢者にも見受けられるように。この流れが加速すれば、消費の海外流出や、高齢者の違法滞在など、経済・社会面で問題になるのでは。
生まれて1万日目のことで、およそ27年と3ヵ月半後にあたる。欧米の75〜89年生まれの世代「ジェネレーションY」の間でこれを祝うことが流行っている。 ※kは1,000の意味で、10kで1万を指す。また10を英語表記してその頭文字を取りtkとすることも。
TREND EYE
1万という数字の節目と共に、「27歳」という年齢は自分の生き方を問い直すにふさわしい時期であることが盛り上がりの背景にあるようだ。日本でも新たな祝い事や節目として受け入れやすいのでは。
モノ・コト
ドラマ+コミュニケーションの合成語で、演劇的手法でコミュニケーション力を養う教育手法。まず五感を覚醒しながら自分を再認識してコミュニケーション能力を伸ばす。 文部科学省の研究事業に選ばれて開発されたもので、学校で活用されている。
TREND EYE
子どもたちがコミュニケーションを学べる手法として注目を集めている。コミュニケーション力が乏しいと言われる最近の新社会人の研修などにも応用が利くのではないか。
目の不自由な人の生活サポートができるスマートフォン用アプリ。カメラの画像認識機能により、目の前に何があるかを説明したり、新聞記事などを読み上げる。アプリケーション開発のIPPLEXが開発。
TREND EYE
目の不自由な人に向けた音声サービスで、商品・サービス、広告活動、交通インフラなど、さまざまな可能性が広がる。他のARアプリやソーシャルサービスとの連動で、よりパーソナルなコンシェルジュ的サービスが可能になるのでは。
モノ・コト
災害時に被災地がボランティアを円滑かつ効率的に受け入れる力。内閣府はこれを高めるための説明パンフレットを2010年3月に作成、地域への普及に努めている。
TREND EYE
阪神大震災を機に日本でもボランティア機運が高まったが、受け入れ態勢の不備から、十分に活かせなかった例もある。災害はどこでも起こりうるという前提の下、「減災(※)」意識と「受援力」を高めることが、被害を最小限に留めることにつながる。※災害を起こさないではなく、起きた後に被害を最小限にするための準備
スウェーデン発祥の「手で触れるケア(世話)」のこと。体に優しく触れることで脳から「安心ホルモン」が出て、認知症やガン患者の不安や痛みを和らげるという。 ※タクティール・・・スウェーデン語で「触感(触覚)の」という意味
TREND EYE
触れることの重要性は一般的に言われているが、それが科学的にも立証された。 高齢者だけでなく、子どもや夫婦関係など様々なコミュニケーションケアに応用できそう。
モノ・コト
工業団地を中心に、住宅街など生活インフラ設備と管理運営などの「街づくり」をパッケージ販売すること。シンガポールの政府系企業が行っており、主な輸出先はベトナムや中国など経済成長が続くアジア新興国。
TREND EYE
都市計画の経験に乏しいアジア新興国にとって、コンパクトに経済発展を遂げたシンガポールの街づくりは格好のモデル。シンガポールも新しいビジネスチャンスと捉える。
アニメや漫画をファッションに取り入れた渋谷ギャル。ギャルの間で、アニメなどオタクカルチャーに対する嫌悪感が減り、「萌え」がエッセンスの一つとして受け入れている。
TREND EYE
「盛り」など、非日常的な格好を楽しむギャルたちが、アニメ・漫画ファッションの非日常性をうまく取り入れているようだ。ギャルたちの感性によって、秋葉原のセンスが洗練され、また新しい文化を生み出す可能性がある。
社会
家族旅行や習い事など、子ども時代の体験の差のこと。国立青少年教育振興機構の「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」により、子どもの頃の「体験格差」が「学歴格差」、ひいては「年収格差」につながる実態が明らかになった。
TREND EYE
低収入スパイラルをなくすため、学校や地域で収入に関係なく子どもの成長に合わせた適切で多様な体験をさせる機会を創出することが必要。
モノ・コト
国内なのに海外にいるような状態になること。日本に住んでいる外国人宅で家庭料理などを英語で教えてもらう、留学生の受け入れに積極的な大学寮などの例がある。
TREND EYE
日本でも英語を公用語にする企業が出るなど、国内でのグローバル化が急速に進んでいる。英会話教室よりも、実践的かつ日常的な国際感覚を気負わず学べる場として、このような試みは一層広がるのではないか。
新興国向けに開発したシンプルな商品やサービスを、先進国を含む世界各国で販売すること。先進国の最先端商品を新興国に送っていたこれまでとは逆の発想。
TREND EYE
新興国で求められるのは、シンプルな機能で低価格な商品が多く、必ずしも高機能な商品が求められてはいない。また、リーマンショック以降、先進国でもこのような商品を求める層が増えているようだ。
モノ・コト
誕生日などの個人的なお祝いを含め、ちょっとした日頃のお礼など、贈る時期や形式にとらわれないギフト。贈りたい人が、贈りたい時に贈る。
TREND EYE
中元・歳暮市場が縮小する中、季節や行事に関係ないパーソナルで、カジュアルなギフト市場が拡大している。企業側も新たなビジネスチャンスととらえ、受け入れ態勢が整いつつあるようだ。
疎遠な同級生やTwitterのフォロワーなど、普段はつきあいがない、もしくは弱い/遠い人間関係から情報を得ること。直訳は「配線のつなぎ直し」の意味。
TREND EYE
「弱い/遠い関係のつながり」こそ、普段では得られない刺激をもたらしてくれる有効な関係として注目されている。ゆるいつながりを生むTwitterの登場で、「リワイヤリング」が誰でも活用しやすくなった。
モノ・コト
農畜産物を現物で貸し付ける銀行。日本のNPOがミャンマーで04年度から行っているもので、現在、「水牛銀行」「ニンニク銀行」「養豚銀行」の3つがある。
TREND EYE
資金を渡すのではなく、物的資本を貸し出すことで、農家の持つノウハウを使って支援を行う取り組み。開発支援の手法として今後拡がるのでは。同様の取り組みは農業以外にも活用できる可能性も。
そこそこ仲のいい、ただの友達のような20~30代夫婦。 マーケティングライターの牛窪恵氏が命名。
TREND EYE
小さい頃から一人部屋を与えられ、自分の時間や空間を大事にする世代。一見淡白にみえるが、同時に相手との時間も大切にしており、むしろ夫婦仲はいいようだ。 共働きの増加などを背景に、今後もこのような夫婦像が一般的となるのでは。
人と話をすることが極端に少ない高齢者。独り暮らしの高齢者に多くみられる現象だが、家族と同居していても「日中独居」(※)のために会話が乏しい人も多いという。 子どもなどと同居していても、彼らは日中仕事でいないために 独りでいることが多い高齢者。健康上の心配などから遠方の 親を呼び寄せる例があるが、近所付き合いがなく日中は子どももいないために孤独を感じる親が少なくない。(『時代を読む新語辞典』などより作成)
TREND EYE
高齢化社会が進む中で、会話レスなどによる高齢者の孤独は社会問題となっている。 地域やNPOなどによる取り組みは行われているものの、数的な問題から十分とはいえず、より一層の取り組みが必要。
ヒト
孫がいない高齢者のことで「孫なし族」ともいう。 『読売新聞』の1コーナー「人生案内」で、評論家の樋口恵子氏が述べた言葉。
TREND EYE
非婚化・少子化の現代、孫を持てないことを悩む人たちはさらに増加すると思われる。 結婚しない、子どもを持てない子世代へのプレッシャー問題や、親子互いの立場を考慮したコミュニケーションの取り方などが今後クローズアップされるのでは。
ヒト
DIYを楽しむ女子のこと。組み立て式家具量販店の増加を背景に、自身で家具を組み立てることが女性にも身近になった模様。各社、初心者や女性向けの電動ドライバーなどを販売し、DIY女子の取り込みに力を入れている。
TREND EYE
モノづくりの楽しさや経済的理由から、DIYをする女性が増えている。現状では、DIY市場規模は横ばいであり、初心者の取り込みが重要である。
社会
「企業の子どもへの責任(Corporate Children Responsibility)」のこと。「企業の社会的責任(CSR)」の中に含まれる。NPO法人ファザーリング・ジャパンは、企業に対し「CCR」を掲げ、改正育介法の理解と職場における子育て環境の改善を要望している。
TREND EYE
育児・介護休業法改正が話題となる中で、企業の社会的責任として、社員の家族の生活まで配慮する姿勢が求められるように。CCRを促進する事業やサポートビジネスも活発化しそう。
社会
総務省の原口大臣が推進する、ICT(情報通信技術)の利活用推進政策。現在日本のブロードバンド(BB/光回線)インフラ整備率は90%、利用率は30%であり、これを2015年までにともに100%にすること。
TREND EYE
日本のICT国際競争力の底上げを目標にしたもの。この実施に伴い、企業間競争や大容量データ通信に基づく新サービスなどさまざまな展開が期待できる。
中国と日本の経済が融合している状態のこと。中国企業が生産拠点としてだけではなく、消費の受け皿や資金の出し手としてなど多面的に日本経済で活動している。
TREND EYE
中国人社員・役員の登用や、社を挙げた中国語の語学研修導入など、日本企業内で中国理解を促す取り組みが今後いっそう必要となる。
モノ・コト
天気予報の一種で、天候から体調・気分を予報する「健康予報」のこと。「生気象学」という学術的根拠に基づくもので、これを販促活動などに利用している企業もある。
TREND EYE
人間の体調や気分と、気圧・湿度・温度・日照等には密接なつながりがあり、それらを調査・研究することでより快適な生活を送れるようになるという。また、このデータを活用することで人間の本能的な部分に訴える販促活動が可能。
子どもの事敀防止のために操作を難しくする仕組み。略称「CR」。経産省がライターへの導入を決め、11年夏からは高級品以外のライターは「CR付」でないと販売できない。
TREND EYE
子どもの事故原因を保護者の不注意で済ませるのは、親にとって大きなプレッシャー。 デザインにより子どもの不用意な行動を制限することで予防が期待できる。
コンビニなどのフランチャイズ方式と同様に、飲食業などが農業希望者に一定の研修を行って契約農家とし、その生産物を買い取るシステム。
TREND EYE
スーパーなどが農家と直接契約する例はあったが、ゼロベースから農業をサポートする点が新しい。安定した収入が見込めるため、農業を希望する都会の若者などのニーズがありそう。
モノ・コト
ユネスコの3大遺産事業のひとつで、後世に残すべき歴史的価値の高い重要な直筆文書、書籍、絵などに与えられる称号。09年時点で世界76ヵ国193件が登録される中、日本の登録数はゼロ、10年6月に第1号を申請した段階。
TREND EYE
アジア地域は計45件(うち韓国7件)が登録されており、日本は後れを取っている。 世界への正しい文化発信と観光資源としての可能性から、早急な対応が求められる。
モノ・コト
「健康にいいオーガニック食品だから」と油断して食べ過ぎたり、運動を怠ったりして太ってしまうこと。このような考えをする人が多いことが米ミシガン大学の調査で明らかになった。
TREND EYE
モノの良い部分に惑わされて、他の面に関しての判断が鈍り、結局、過剰摂取や使い過ぎにつながっている。誤認識が広がらないような対応策が必要。
高齢の親に対して、親孝行をしたがる中高年のこと。これを見越したサービスや商品が相次いで登場している。
TREND EYE
医療の充実などで長生きする高齢者が増えている。自分たちの子育てに一区切りついて、時間に余裕がある中高年は、今度は親孝行をしたいという気持ちが高まっているようだ。
スイスのジュネーブ州で、電力をほぼ独占供給しているジュネーブ産業公社(SIG)が、02年から提供しているサービス。太陽光や風力、化石燃料など、個人の環境意識に応じて電力源を選ぶことができる。
TREND EYE
フェアトレードなど、高くてもエコな商品を求める消費者が増える中、電力も消費者に選択権が与えられるように。企業のイメージアップとしてのニーズもありそう。
欧米の習慣で、出産という命がけの行為をしてくれた妻に感謝の意味を込めて贈るプレゼント。 ※妊婦にいきむことを促す言葉を英語で「プッシュ」ということに由来
TREND EYE
妊娠時に比べて産後は子どもに目が行きがちで、日本では女性にケアはあまりなされていないようだ。プッシュギフトのような習慣を日本で定着させることは、ビジネスチャンスであるとともに、夫婦関係を円滑にして少子化対策にもなるのでは。
モノ・コト
AR技術を使用し、視覚と嗅覚の情報を加えることで、プレーンなクッキーをイチゴ味やチョコ味のように感じさせる技術。東京大学 廣瀬・谷川研究室が研究を進めている。
TREND EYE
味覚への影響が大きい視覚・嗅覚を操作することで、味覚を変えようという研究。 医療分野やアミューズメント分野への応用が期待できる。
直感的でストレスのない使いやすさを優先するために、あえて機能を絞り込んだデジタル機器のこと。 ※博物館や美術館の学芸員(キュレーター)が、膨大な作品や資料を整理・研究し、厳選してわかりやすく展示することに由来
TREND EYE
より多くの情報や機能を提示しようとするあまり複雑になりすぎて、消費者の興味を削ぎ、機会損失をしているサービスも少なくない。あえて機能を「削ぐ」勇気も必要。
モノ・コト
発信者の信頼のバロメーターとなる単位。ソーシャルメディアが台頭するなかで、 今後のビジネスを成功へ導くカギにとなるとして、『ツイッターノミクス』の著者タラ・ハント氏が提唱。
TREND EYE
Twitterの台頭などネットの影響力が増し、知名度、資金力など関係なく、本質的に良いもの(誠実さ、面白さ、思いやり等)が地位を上げる原動力に。 この価値観の変化は市場経済にも影響を与えているようだ。
モノ・コト
囲碁、チェスなど頭を使う競技のこと。10年11月に中国・広州で開催されるアジア競技大会の正式種目として囲碁が初めて採用された。
TREND EYE
日本では「文化」と考える傾向が強い囲碁だが、中国など海外では「肉体の競技も頭脳の競技もスポーツの一種」と考える傾向がある。今後は、このような文化的競技も「スポーツ」という扱いをすることで、より一般化するのでは。
モノ・コト
学校の中に設置された、「隠れ家」のような小さな空間のこと。 このような小空間が子どもたちの安らぎの場所となっているという。
TREND EYE
生徒にとっては一日のほとんどを過ごす学校を、「生活の場」であると捉えて、安らぎを考慮した空間を取り入れている。この取り組みはオフィスなどでも応用できそう。
モノ・コト
大学生が社会的・職業的な意欲と向上心を持ち、卒業後の自立につなげる力。就職難の中、文部科学省は10年4月に「就業力育成支援事業」を開始した。
TREND EYE
学生の学習意欲を高め、キャリア形成に役立つ。また、全入時代かつ就職難の現代において、大学で何を学べるかプラス「就業力」をどれだけ育成できるかが、大学の重要なアピールポイントになる。
野菜料理を美味しくつくれることに加え、野菜を無駄にしない調理ができる、保存が上手いなど、野菜の使い方が上手な女性のこと。
TREND EYE
今までは料理が上手いだけで賞賛を浴びていたが、「無駄にしない」などのハイレベルな家事能力のある女性へ関心度が高まっている。今後は「森ガール」のような新たな 消費者カテゴリーとして注目できる。
ヒト
「樹木葬」など共同の墓をもつ人同士が親しくなること。互いに家族のことを深く詮索はせずに、同じ悲しみを持つ者同士、墓という終のすみかが一緒という共通点から、ゆるく静かにつながり、癒し合う効果があるようだ。
TREND EYE
檀家制度を離れ、悲しみや終のすみかを共有できる「お墓」を介した新コミュニティ。 墓参りに、遺族たちの憩いの要素をプラスした新たなサービスが生まれるかも。
カロリーは十分だが、体に必要な栄養素がバランスよく含まれておらず、健康不安が懸念される食生活。現在、全世界で20億人がこの問題を抱えている。
TREND EYE
近年、ファストフードなどの流行で多様な食事が減少し、ビタミンやミネラルなど栄養素が減少、それがさまざまな病気の増加につながっているという。途上国や都市部の貧困層で大きな問題となっている。
韓国政府が08年に導入した制度で、離婚願を出しても1〜3ヵ月間は受理しない制度。これにより08年の離婚率が前年比で6.1%減少した。
TREND EYE
クールダウンする期間を置くことで、直情的な判断を止め、より建設的な判断をする人が増えるようだ。早期退職する若者の歯止めなど、応用が利きそう。
社会
大学の新入生がやる気に溢れ、多くの授業を履修したり、難しい講義を積極的に受講したりするさま。上級生が「4月病」にかかる場合もある。
TREND EYE
やる気のある人に触発されて、難しい事柄などに挑戦するのは学生だけではなく、社会人にも見られる現象。そのあとにハードな現実に直面して後悔することも多いため、5月病につながらないようにする仕組みなども必要。
信頼できる人を介して、氾濫する情報の中から短時間で厳選した情報を得ること。
TREND EYE
ネット社会の肥大化で情報過多な現代。クチコミ、ブログなど今までも「ソーシャルフィルタリング」的なものはあったが、特にTwitterはフォロー先を調整することで自分仕様のフィルター作成ができるため、効率的な情報収集に優れていると言われる。
モノ・コト
電気歯ブラシや小型マッサージ機など、外出先で使う電化製品のこと。女ゴコロを捉えたデザイン重視の商品が増加しており、市場が拡大している。
TREND EYE
これまでの家電は、あくまでも家の中での利用を前提にデザインされているものが 多かった。近年は、機能性とデザインが洗練させた商品が増加したことで、「外電」利用が増加しているようだ。
化粧品、メイクをテーマに途上国の女性を支援するプロジェクト。使っていない手持ちの化粧品を途上国の女性に届けてメイクアップのノウハウを伝え、「美しくなる」ことを通して、国境や人種、言語の壁を越えて喜びを分かち合おうというもの。
TREND EYE
生活必需品支援から一歩進んだ取り組み。化粧により生きる楽しみや喜びを分かち合い、寄付する側・される側がお互いを身近に感じられ、支持を集めやすいのでは。
地域食材の良さを広く全国の消費者に伝える、地域経済活性化の新たな担い手。 消費者目線で「目利き」を行い、消費者ニーズに合わせて地方商品をプロデュースする。
TREND EYE
地方活性化の機運が高まる中、その動きをリードする人材として注目を集める。今後は、そのようなプロデューサーをプラットフォームでまとめることで、ノウハウの共有などが可能になり、販路拡大などにもつながるのでは。
ヒト
子どもの付き添いで鉄道見学などに行っていたが、いつのまにか自分も電車ファンになったママ。電車の"顔"を、「アイドル系」「サラリーマン系」などと区別し楽しんでいる。
TREND EYE
男性が多いイメージの鉄道ファンだが、主婦まですそ野が拡がっている。他の分野でも、子ども向けながらも、主婦を取り込む狙いをもった商品・サービスがますます登場しそう。
プロデューサー的に夫の健康や仕事をサポートするために、結婚と同時に寿退職を選ぶ女性のこと。就職氷河期の30代に多い。
TREND EYE
有能な働く女性が潔く家庭に入り、あえて夫の完璧なサポートに回る姿が、新しい結婚後の理想女性像として広がりつつある。ただ家事をこなすだけではなく、社会人として培ったタイムマネジメント力やマーケティングスキルなどを生かすのが特徴。
社会
女性が、子供を産みたいか、産むならいつまでに産みたいかなどを考えながら、自分の身体をケアして、将来の出産に備えて産婦人科でチェックすること。結婚直前やアラフォーになってから初めて「産活」を始める女性が多いという。
TREND EYE
出産には生理的な期限があるため、女性にとっては結婚よりも深刻な問題。少子化対策の面からも、女性の「産活」サポート体制が必要といえる。
環境に優しい買い替えをしたはずが、以前より大型製品を購入したり、買い替えを機に利用頻度が増加したりすることでCO2排出量の削減効果が減ってしまうこと。
TREND EYE
環境対応型の商品への買い替えが、単純にエコに繋がる訳ではないという認識の普及が必要。企業もただエコイメージを訴求するだけではグリーンウォッシュ疑惑となり、リスクとなる可能性もある。情報開示や販売の際の説明が必要となる。
夫婦間で感じる幸福度の差。これが大きい夫婦は離別しやすいという。独・英・豪で実施された調査から明らかになった。また、このギャップが離別につながるのは、主に妻が夫より不幸な場合との結果も出た。
TREND EYE
妻の(夫と比較しての)幸福度が離婚の大きな要因に。離婚しないために女性の幸せ感を維持するサービスニーズがより高まるのでは。
モノ・コト
地域の歴史や文化を学ぶ学問。特に、進学で初めてその土地に来た学生は、地域への関心が薄い傾向があるため、地域愛を深めさせたい大学が増えている。
TREND EYE
知ることでキャンパスライフを充実させるとともに、地域にとっても、学生ならではのアイデアを地域に還元することで地域活性化、また卒業後の地域定着などのメリットが考えられる。
モノ・コト
ゲーム要素を授業に取り入れた、欧州生まれの読書指導方法。「意図的に間違いを入れ、それに気付かせる」などで脳を活性化し、読解力や思考力などを養う。「魂を活性化する」という意味のスペイン語が語源。
TREND EYE
欧州では広く親しまれている学習法。日本でも、主体的な思考力の必要性から近年注目が高まっている。興味を引くための話術として、ビジネスにも応用が利きそう。
モノ・コト
生き方を探す人のための求人サイト「東京仕事百貨」が10年2月に開始した、職場訪問をして働いている人の生声を聞くワークショップ。
TREND EYE
なかなか知ることができない他社の様子やそこで働く人と対話でき、新しい働き方や生き方を発見できる。普通の求人広告では得るのが難しい職場の空気感なども確認できるので、その分野や職場での就職後のミスマッチも防げるのでは。
女装趣味の男性のこと。「オトコの娘(こ)」ともいう。女装メイドのカフェ、女装初心者をターゲットにした書籍の刊行、ライトノベル、ゲームソフトなど広がりを見せている。
TREND EYE
女装に興味を持つ男性が増えている。「趣味の一つ」という位置付けで、性的志向や普段の生活は一般男性と同じ。背景には変身願望や性転換などへの未知の世界に対する興味があるようだ。
ヒト
行列に並ぶことを苦と思わない最近の若者のこと。
TREND EYE
以前は、「わざわざ並んでまで手に入れた」という希少性(ネタ)で行列アイテムが人気を呼んでいた。現在は、ネガティブ要因をポジティブに変えるツール(IT)の進化で、行列時間も有効活用できるため、行列することを苦と思わない人もいるようだ。
地域の人に解放されたコミュニティー空間。住宅を利用して自由に過ごせる常設型からNPO施設を定期的に解放するものまでタイプはさまざま。
TREND EYE
単身や核家族世帯の増加により、孤独の解消、世代を超えた交流、支え合いの場作りが各地で進められている。当初は高齢者向けだったが、最近では世代や国籍、障害の有無、ライフスタイルを問わず誰もが参加できる形へ変わりつつある。
2010年8月にシンガポールで行われる14歳〜18歳を対象にした新しいオリンピック。 IOCが新大会を始めるのは1924年の冬季五輪以来。2012年には冬季大会も予定。
TREND EYE
「若い世代をスポーツに導き、五輪の価値を教える取り組みが必要」と唱えるIOCのロゲ会長が提案。スポーツを通じた若者の教育に重点を置く。一方で、問題点も指摘されており、第1回大会の成功の可否が注目されている。
社会
都内などの都市部と地方の学生で、就職活動を行う際に、費用や時間負担により生まれる格差。
TREND EYE
都会の就職説明会に何度も参加することは、地方の学生にとって時間的、経済的に厳しく、これが都会と地方の「就活格差」に。ホテルの大学受験プランが一般的なように、地方大学生の都市部での就活を支援するサービスは潜在ニーズが高そう。
モノ・コト
歩行を通じて子どもの体と心を発達させようという考え。日本ウオーキング協会などが提唱しているもの。
TREND EYE
塾やゲームなど、室内生活が増える近年の子ども。外で体を動かすことで、身体機能やコミュニケーション能力を高めようという動きが、ここ数年、自治体や学校などで増えている。
モノ・コト
インターネット上の自分の分身(アバター)用アイテムへの消費活動。総務省によると09年の市場規模は200億円強で、今後も成長が見込まれる。
TREND EYE
数年前から各社が提供していたアバターサービス。内容の充実と、不況により自分のために多数の衣料品などを購入する余裕はないが、オシャレを楽しみたい、という消費者ニーズから盛り上がりを見せている。新たな自己表現の場としての側面も。
モノ・コト
カメラで風景や人物を撮影しながらランニングすること。女性ランナーに多く、撮った写真はブログなどに掲載して友人とコミュニケーションを図る。
TREND EYE
マラソン人口が増える中で、ランニングの楽しみ方も多様化。記録更新や健康増進のほかに、写真撮影など新たなエンタメを楽しむランナーも少なくないようだ。
IQ(知能指数/Intelligence Quotient)の派生語で、合理的な思考能力を表す指数。IQが高くても、RQが低ければ直感的に行動してしまうことが多いため、カード破産や予想外の妊娠などを起こす可能性が高いという。
TREND EYE
多くの情報が瞬時に手に入れられるようになった現代では、情報量や収集速度だけで なく、それを正しく検証する力として「RQ」が求められる。
土曜の午前中に、英会話や料理などのレッスンを受講する人が集中してきたこと。マーケティングコンサルタントの谷口正和氏が命名。
TREND EYE
不況下で、平日の夜は終業後まっすぐ帰宅する人が増えている。その分、週末は個人的な時間として、趣味や未来への投資として積極的な活動を行うなど、平日と週末のメリハリのつけ方が大きくなっているようだ。
モノ・コト
クラブのノリでダンスや音楽、おしゃべりなどを楽しむ親子イベント。生後6ヵ月〜12歳までの子どもを対象に、ディスコやクラブを会場に全米、日本などでイベントを開催。
TREND EYE
ママデビューの場というと「公園」が一般的だが、公園以外にも子育て世代の親や子ども同士でコミュニケーションできる場を提案。ギャルママやイクメン(※)などの台頭により、新しい形の子育てコンテンツが求められている。※イクメンとは育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性のこと。
ヒト
Twitterを活用し、消費者と直接やり取りをする社長のこと。広報を通さず新事業を発表したり、思わぬ個性や人間臭さで人気を集める社長が出現している。
TREND EYE
今まで雲の上の存在だった社長が、Twitterにより消費者と直接つながり、新たなコミュニケーションを生んでいる。企業への親近感やロイヤリティアップなどの効果がある一方で、失言による炎上も懸念されており、事前の対策が必要である。
浪費をしない、「過程」より「結果」を重視し、結果の分かっている事には最初から手を出さない20代の若者のこと。2ちゃんねるユーザーらが自らを称する形で表現した言葉。
TREND EYE
消費欲が低いと言われる現代の若者。実は“浪費をしない”で、効率的に欲求を満たすようになっただけといわれている。彼らの望む“効率的消費”を可能にする商品を提供できることは、企業側にとっても生き残りのヒントとなるのでは。
職業上の専門技術を用いて低報酬や無報酬で行う公共・共益的な活動のこと。元は弁護士分野で一般的な考えだが、近年、マーケティングやコンサルティング従事者が専門性を生かしてNPO団体のサポートをするなど、他業種にも広がっている。
TREND EYE
効率的・合理的な社会貢献活動。仕事上の能力を社会貢献に生かすことで、仕事に対する誇りや自負が増し、通常業務へのモチベーションアップも期待できる。
「経済ピラミッドの底辺」の意味で、途上国の低所得層のこと。所得は低いが層が厚いため「BOP」の市場規模は5兆ドルに達すると言われ、彼らを対象にした「BOPビジネス」が昨今注目されている。
TREND EYE
一方的な支援活動と違い、未来の市場を育てる意味でも企業にもメリットのビジネスなので持続可能性があり、欧米企業を中心に成功事例が増えている。
湿地帯(wetland)の保護・復元の成果を売買する仕組み。湿地帯は生物多様性に重要な役割を果たしており、欧米ではこれを保護するための各種法規制を実施している。
TREND EYE
米国では自然破壊の定量評価などが法律で定まり、自然回復は汚染者負担が原則。 日本では、開発業者の自然復元義務は明確ではないが、生物多様性への注目は高まっており、今後日本でもこのようなビジネスが登場し、拡大するのでは。
社会
すべての自然被害を防ぐことは不可能であるという前提の下、地震や台風などの自然災害が起こった時に、被害を少しでも減らそうとする活動。
TREND EYE
阪神淡路大震災後に専門家の間で広がった考えで、被災後の復興までも視野に入れた、より現実的な対策。最近、市民レベルにも広がっている。「減災」という、起こることを前提としたワードをつくることで、災害への当事者意識が高まるのでは。
モノ・コト
元素記号、鉄道車両、国などを擬人化して萌え系のイラストやマンガにすること。ネットや出版、アニメなどで流行っている。
TREND EYE
「萌え」が普及し、オタク以外の一般層もネタとして楽しむようになった。なじみのない、興味のないものを一気に親しみやすくさせるテクニックとして応用が利きそう。
米国で流行っている、各家庭の不用品の持ち寄り交換パーティー。名前の由来は、「白い象=ありがたいけど、我が家では持て余す」ということから。
TREND EYE
リサイクルが賢い消費活動として定着し、使い回しという気恥ずかしさが薄れたことで、知らない人にではなく、親しい人同士でも行うように。不況下でお金をかけずに 贈り物やイベントを楽しめるとして盛り上がっている。
モノ・コト
聞く人の心理状態や、音の出し手との人間関係によって煩わしく聞こえる音。公園の子どもの歓声、マンション上階や隣の生活音など。八戸工業大学大学院教授の橋本典久による造語。
TREND EYE
地域交流が希薄になることで、ただの生活音が裁判までエスカレートするトラブルに発展するケースも。予防策として交流を促進する活動が今後ますます必要となる。
モノ・コト
自分の過去を振り返り、年齢ごとにそのとき一番嫉妬を抱いていた人を書き記すもの。自分の成長の記録として、放送作家の鈴木おさむ氏が提唱するもの。
TREND EYE
一見ネガティブな精神状態を年表にすることで、自分のこれまでの成長度合いを測定。新しい自己診断の方法となるかも。
ママ友同士で使う、ママ用名刺。名前と連絡先、誰のママであるかなどが書いてある。
TREND EYE
公園や児童館などでママ友づくりのきっかけとなるツールとして、日本や米国で流行。サッと渡せる利便性や、絵柄の選択、趣味のPRなどで自分色を出せることから、ケータイの赤外線通信よりも好まれている様子。
「障害者」を表す米国の言葉。試練に挑戦する使命を神に与えられた人という意味。 鳩山首相が09年10月の所信表明演説の中で用いてから注目されるようになった。
TREND EYE
障害をマイナスとして捉えるのではなく、障害があるが故に体験できる様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のためにポジティブに生かしていこうという考え。
未婚を続けると思考の幅が狭くなりやすく、35歳くらいで顕在化し、仕事にも支障が出てくること。勝間和代氏が男性誌のコラムの中で、結婚を勧める趣旨で述べた言葉。
TREND EYE
女性に比べて意識しにくい男性の結婚のタイムリミットを、ビジネス視点で意識させている。女性でも仕事が忙しいことから結婚・出産を先延ばしにする人も少なくないが、将来的にはその仕事にも支障が出ると示唆している点も興味深い。
韓国政府主導の元、09年5月から開始した韓国食品産業の世界化運動。 韓国食文化を世界に発信しつつ、投資を呼び込み、韓国ブランド全体の価値向上を図る狙い。 ※かんしょくせかいか
TREND EYE
韓国政府は国内文化を海外へ向けて発信し、同時に国民へのアピール効果も狙っているようだ。欧米の不況もあり、アジア圏内では、国内の商品やサービスを海外へ向けてアピールしつつ、国内でも見直そうという動きは今後盛んになるかも。
モノ・コト
品質の良さに比重を置いた、スーパーなどの自社開発商品(PB)のこと。高級スーパーだけでなくGMSでも、こだわりの素材を用いた高級商品の扱いが始まっている。
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安さと品質の追求により消費者に受け入れられたPBが多様化。価栺は高いものの、費用対効果として消費者に納得感・お得感を与える高級PBの人気が高まっている。
モノ・コト
「トンボ返り」の対義語で、ゆっくりと寄り道しながら帰ること。『明鏡国語辞典』を発行する大修館書店による、全国の中高生を対象にした新語大賞「第4回『もっと明鏡』大賞」最優秀作品の一つ。
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中高生の言語感覚の自由さ、豊かさを示す。中高生ならではの生き生きとした言葉は語感が良く、広告コピーへの利用など活用シーンは拡がりそうだ。
モノ・コト
空き地や古い倉庫、高級デパートの店内などに期間限定で開く店舗。以前は一部の新進気鋭なアパレルショップの試みだったが、大手アパレルも続々と実施し始めた。
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話題性があり、新たな客層も呼び込め、経費削減もできるとして、海外で人気を呼んでいる手法。日本でも飲食関係の「ゲリラショップ」は盛んだが、今後はアパレル業界にも拡大するのでは。
モノ・コト
親子で一緒に読書をしようという運動。本を通じて親子や家族のコミュニケーションが深まるという。
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家族のコミュニケーションツールとしての読書に注目が集まっている。
モノ・コト
自分の植えた農園について、専用SNSやウェブカメラで生育を見守ることができるネットとリアルを融合させた農業事業。 BIGLOBEが10年2月に開園予定。
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注目を集める農業だが、遠方のことが多いため1回限りの体験だけに留まり、継続した活動に繋げるのは難しいようだ。普段からネットを介して成長が見られるなどができれば愛着も深まるので、今後市民農園などでも活用が拡がるのでは。
定年退職した団塊世代が、製品の顧客窓口に高いレベルの要求をしたり、地域社会に上下関係を無理やり持ち込んだりして周りとなじめずにモンスター化すること。
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会社としか接点のなかった団塊男性が、定年により時間を持て余し、自分の力を社会に還元しようと思い、“よかれ”と思ってモンスター化。彼らの経験や知識は貴重であり、うまく活かせば企業にとってチャンスとなるのでは。
dead+celebの造語で、亡くなったセレブ。死んでなお、あるいは死んだゆえに再注目され稼ぐセレブがいる。米フォーブス誌は毎年「稼ぎのいいデレブ(※)」を発表している。※フォーブス誌自体は、 「deleb」ではなく「dead celeb」と表現している。
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「デレブ」は時代を超えた輝きをもつセレブ。日本では「デレブ」の著作権を遺族(個人事務所)が持つことが多いが、米国のように大手事務所が管理することでビジネスが活発になるのでは。
リーマンショック後の国際経済は、今までとは違った「新しい基準」になっていることを指す。米国・債券運用会社PIMCOのCEOが提唱し、経済関係者の間で拡がっている。
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リスクの高い金融経済が抑制され安定化する一方で、高成長は期待できなくなる。 米国主導ではなくなり、日本企業はよりグローバルな展開が求められる。
ワカメやタコなど、海産物のオーナー制度。養殖の作業に参加できたり、漁の成果物をもらえたりする。
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農業が注目を集めている第1次産業だが、漁業も都会や若者へのアプローチを開始。エンタメ性を付加することで、漁業や漁村への興味をより引き出せるのでは。
生物多様性が高いにもかかわらず、開発などで破壊され、急速にその多様性が失われつつある地域のこと。国際環境NGOにより、現在世界34ヵ所が認定されている。
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05年の再定義で、日本列島も対象になった。2010年10月に愛知県で「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10※)が開催され、注目が高まった。 ※なお、気候変動に関する国際会議(いわゆる温暖化対策会議)もCOPと略す。毎年開催されており、09年はコペンハーゲンでCOP15が開催された。
社会
自己の死に向き合い、死ぬまでの生き方を考えること。来るべき死に備えるための「エンディングノート」作成や、生前の墓や葬儀の手配などが高齢者の間で広まっている。
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高齢化社会が進み、親子の仲も疎遠になりつつある現代。認知症の問題もクローズアップされる中、元気なうちに、子どもに迷惑をかけることなく、満足のいく形で死を迎えたいと思う高齢者が増えている。
SNSサイトで「友人」を削除する行為(動詞)。「un-」は否定の接頭語。オックスフォード米語辞典の2009年のワード・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
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本来漠然とした概念であるはずの「友人」がウェブ上で整理されることになって明確に階層化・ランク化、ときに削除され、それがリアルの関係にも反映されるのが今どき。
ITで統合制御し、消費電力を最適化した住宅。家電をネットワークでつなぎ、エアコンやテレビなどの使用を自動的に制御する。
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省エネに努めることはもはや当然のこととみなされ、“省エネするための手間”を省くことに注目が集まっている。“省エネ=面倒、我慢”というイメージが払拭されつつある。
憧れの仕事や転職を考えている仕事を、実際の職場で1〜3日間体験できるサービス。 インターンシップの社会人版のようなもので、米国で人気を呼んでいる※vocationは「天職」の意味
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不況だからこそ、夢を実現させたい、という人が増えているのでは。転職前やセカンドライフのお試し、夢を持つ人へのプレゼント、休暇の新しい過ごし方としてユニーク。
手抜きではなく、ちょっとした工夫により素早くできて栄養価のある料理。このようなテクニックを披露する料理教室や番組、レシピ本が人気を呼んでいる。
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忙しい中でも栄養価の高い料理を家族に提供したい、という主婦の意向の表れ。 以前は、早作りは“手抜き”的で後ろめたさがあったが、近年は時間の有効活用として肯定的に見られているようだ。
モノ・コト
カフェのようなゆったりした空間で、リラックスしながら小グループでの話し合いを行う会議手法。メンバー変更を繰り返すため、擬似的に参加者全員と話し合ったような効果が得られる。
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少人数でリラックスして話し合いを行うことで、年齢や立場を超えた自由な意見交換ができる。政治・経済などの意見交換などに使われている点が面白い。
ママ友同士で情報交換を積極的に行い、女子高生のように盛り上がるママのこと。 30代に多い。自宅で持ち寄りパーティーを楽しむなど、手頃な価格で楽しむのが得意。マーケティングライターの牛窪恵氏が提唱。
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高級品などを好む華やかなバブル世代の40代ママに比べ、ガールズママは普段の生活ではコスト管理意識が非常に高い。ただし、ママ友と楽しめる商品・サービスには財布のヒモが緩いなど独自の消費観があり、新しい消費者像として注目できる。
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