イノベーション5つの原則
世界最高峰の研究機関SRIが生みだした実践理論

イノベーション5つの原則 世界最高峰の研究機関SRIが生みだした実践理論

発売:2012年2月16日
著者:カーティス・R・カールソン、ウィリアム・W・ウィルモット
監訳:楠木建
訳:電通イノベーションプロジェクト
出版社:ダイヤモンド社

世界最高峰の研究開発機関SRIインターナショナルの実践知の集大成です。コンピュータのマウスやインターネットのURL、ロボット手術システム「ダ・ヴィンチ」などを生みだしたSRIは、なぜ立て続けにイノベーションを起こせるのか?試行錯誤を経るなかで体得されたイノベーション実現のプロセスを、「5つの原則」として解き明かします。

イノベーションを起こすには「創造性」や「発明」は必要ですが、それを顧客価値の創出につなげて市場に導入することこそはるかに重要で困難です。しかも、その成功に向けて、一人の天才に頼るのでなく、多くの異能な人材を共同作業にあたらせてチームを駆動させなければなりません。SRIはそれには明確なプロセスがあると断言します。それがイノベーションの「5つの原則」です。

ただし、「5つの原則」に目新しさはありません。テンプレートや分析フレームワークの類も出てきません。代わりに、たくさんの具体的なエピソードや固有名詞が登場し、イノベーションのプロセスを実際に駆動していく人間たちが描写されています。それは正しく、イノベーションの「たたき上げ」にしかまとめられない実践理論です。「概念の奇抜さではなく、実践に向けて読者を突き動かす力が本書の白眉」(楠木教授)です。

【 目次 】

第1章 イノベーションの本質を知る
第2章 イノベーションか、死か

<原則1 : 真の顧客ニーズ>
第3章 重要度の高いニーズに取り組む
第4章 顧客価値を創出する

<原則2 : 価値の創出>
第5章 NABCを使えば簡単!
第6章 「ウォータリング・ホール」で価値を創造する
第7章 アイデアが集まれば、価値創造は加速する
第8章 「エレベーター・ピッチ」で売り込む
第9章 イノベーション・プランで精巧を引き寄せる

<原則3 : イノベーションをリードするチャンピオン>
第10章 まずはチャンピオンが必要だ

<原則4 : イノベーション・チームの構築>
第10章 まずはチャンピオンが必要だ
第11章 チームの才能を引き出す
第12章 イノベーション・チームを構築する
第13章 イノベーションの壁を乗り越える
第14章 イノベーションの動機は金ではない

<原則5 : 組織の方向づけ>
第15章 あなたのイノベーション・チームだ
第16章 イノベーションの精神を根づかせる
第17章 イノベーション5つの原則が成功をもたらす